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ランカーバスはいつ釣れる? [タクティクス]

ランカーバスを釣りやすい時期というのはいつでしょうか?これには諸説あります。

春先?確かにプリスポーニングの時期にいち早く活動を始める大型個体に狙いを絞れそうですよね。
冬は釣れると大きいという話もあります。確かに厳寒期になると小型のバスは活動を停止してしまうので、釣れればある程度のサイズなのかもしれません。自分が水郷の岸釣りで50cmオーバーを釣るのもクリスマス~年末年始頃だった記憶があります。

でも房総のダムではその傾向が少し違うように思います。戸面原ダムボートセンターさんのホームページに50cmオーバーの記録が残っているのでそれを参考にしてみましょう。

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このデータを見る限り、戸面原ダムで50cmオーバーが最も釣れるのは何と6月。6月はほぼ毎日誰かが50cmオーバーを釣り上げてくるペースです。次いで5月、7月も良く釣れていると言っていいでしょう。

逆に9月以降はいきなり釣れなくなっています。昨年の10月~今年の4月なんてほぼ釣れていない。戸面原ダムでのデータで言えば、冬場は大型が釣れる確率が低いことがわかります(解禁初年度の冬場は釣れていましたが、プレッシャーが低かったという要素が大きいと思えます)。

プリスポーニングの時期もとりわけ大型が釣れているという傾向はありません。戸面原ダムの場合はむしろアフタースポーニングが落ち着き、水温もある程度上昇した時期に大型個体が多く釣り上げられていることがわかります。

勿論、一概には言えませんけどね。というのは水位の増減によって魚の着き場が大きく変わるフィールドでもあるからです。

釣りの話というのは個々の思い込みの部分も大きく、きちんとしたデータに基づいていない理屈がまかり通っていたりします。ただ、レンタルボートがあるようなパブリックレイクではきちんとしたデータが残っていたりもする。これを客観的に分析してみることは非常に大事な事だと考えています。

何を隠そう私はまだ戸面原ダムで50cmオーバー釣っていないんですけどね(笑)。

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シンプルレンタルボートスタイル [タクティクス]

自分のボート釣りはレンタルボートからスタートしました。当時はNBCチャプターにも参戦しており、印旛沼と亀山ダムが多かったです。

やがてアルミボートにステップアップしましたが、準備や後片付けが面倒くさいといったらありゃしない。機動性が増したのは確かでしたが、レンタルボートの時は準備も後片付けも楽チンで良かったなぁと。

ちなみに当時のレンタルボートの標準仕様は以下の通り。
  • 36lb程度のフットコンエレキ(私は28lbでした)
  • 木製のバウデッキもしくは専用Cクランプ
  • ボイジャーもしくはストアウェイの105Aバッテリー1個
  • クーラーボックス(椅子を兼ねる)
  • 魚探(私はFUSO402Bというのを使っていました)
  • ライブウェル(トーナメント時のみ)

釣具を除けばたったこれだけ!!準備や後片付けもすぐに出来たし、車の中もスペースに余裕があった。
印旛沼では2馬力の船外機も付けていましたが、亀山仕様は上の通りでした。

105Aのバッテリー1つで大丈夫ですか?と言われそうですが、不安であればもう1つ予備を積むこともありましたし、そもそもバッテリー切れになったらオールを漕いで帰ってくればいいだけの事です。

そして自分はアルミボート、バスボートも手に入れた。それでもリザーバーで釣りをしたいと思ったり、リザーバーでルアーのテストをしたいと思うこともある。特にホプテーラやカクータス、モッサといった虫系ルアーのテストで相模湖や亀山ダムに行く事も多くなった。

久し振りにレンタルボートを借りるようになったら、そこで現代のレンタルボートアングラーの最前線装備を目の当たりにしてビックリ。ハイデッキに3D魚探、24V仕様のハイパワーエレキ、複数のバッテリー、ラダーなどなど。

こりゃ凄げぇ、凄げぇけど準備や後片付けが大変そう(汗)。荷物を車載したところを見せてもらったらスペースギチギチ。帰ったらこれらの荷物をまた車から降ろすのかな?それって結構大変ですよね、置き場も要するだろうし。

ではここで、私の現在のレンタルボート装備をご紹介。コンセプトはシンプル&昭和(爆)。
魚探だけ昭和の雰囲気がありませんがご容赦下さい。

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  • 54lbのフットコンエレキ(MG FW54V)
  • 木製のバウデッキ
  • ボイジャー105Aバッテリー1個
  • 脚立(椅子)
  • 魚探(GARMIN STRIKER PLUS9sv)

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その他、ロッドホルダーは自転車の荷紐。布団挟みはオールをボートの外側に保持する役目。これは昔にBasser誌「オギタ式」に掲載されていた方法を取り入れさせていただきました。

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エレキはMG TR82Vも持っていますがレンタルボートやアルミボートではFW54Vの出番。TR82Vは本体もマウントも自分には重過ぎ。

バッテリーは105Aで1個。特に戸面原ダムであれば1個しか積みません。予備は車の中に置いてあって、もし必要になったら取りに戻って来るつもり。が、今までその必要が生じたことは1度もない。実は昨年まで2個をボートに積んでいたのですが結局いつも1個しか使わないので2個積みを止めたという経緯があります。ただ、亀山ダムや相模湖クラスであればもう1個を予備に船内に積みます。

このバッテリー、実はもう10年以上も使っています。でも朝から夕方まで1日保ってしまってまだ余裕がある感じ。古いのでいい加減に買い替えようかと思っているのですが、現実的に終日使えてしまっているので踏ん切りがつかないのです。毎回、使用後すぐにAC-DELCOのバッテリーチャージャーで充電しているのが良いのかな。

なお電源の延長コードも持っていますが現在は使っていません。かなり出力が落ちるように思えたからです。ですのでバッテリーは前方のバウデッキの下に入れています。フロントヘビーなセッティングですがボートの浮き姿勢が崩れるほどではないので気にはしていません。

魚探のバッテリーもエレキ用の105Aと同一。はい、エレキのペダルを踏むとノイズが出ます。ですのでそれを避けるためにはバッテリーを別にもう1つ用意するといいと思います。
ただ、自分はセッティングのシンプルさを優先して1個のバッテリーでまかなっています。ノイズが出るとは言っても画面表示が認識できないほどのものではありませんので。

ラダーやハイデッキは自分にはいらないと思っているのでこの先買うことはないでしょう。

これだけ簡素化されていれば準備も後片付けもラクです。明日釣りに行こうかな、と思い立ったらすぐに準備が出来ますし、現場においても然り。自分はレンタルボートの釣りはなるべくシンプルで面倒ではないものにしたい。

装備が充実して使い勝手が向上するのは良い事です。ただ、毎回の準備が億劫になってきたら危険信号。やがて釣りに行く事自体が億劫になってくるんです。これまでそういう人を大勢見てきました。それだったら装備を簡素化するのも1つの方法ですよ、という事を言いたかった今回の記事でした。

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ダウンショットリグにスイベルを入れてみた。 [タクティクス]

昨日の水郷釣行で初めて取り入れたものがあります。えーっ、今頃始めたの?なんて言われてしまいそうですが・・・

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ヘビーダウンショットリグにスイベルを入れてみました。

自分はずっと、ダウンショットリグにスイベルを入れるなんて邪道だと思っていました。繊細な操作感がスポイルされてしまうだろうと。ダウンショットはただでさえリグを作るのが面倒なのに、さらに面倒になりますしね。リグ自体をなるべくシンプルに仕上げたいという気持ちもあります。

ただ、高比重ワームのダウンショットを使うと糸ヨレが酷い。以前にも記した内容ですが、ダウンショットリグの糸ヨレが生じる原因は以下の理由に拠ります。

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ダウンショットリグの水中姿勢を想像してみて下さい。イメージとしてはこうでしょうか?確かにラインを張った操作時はこうなります。

ではポーズ時の姿勢はどうでしょうか。やはり変わらずこうでしょうか?確かに浮力のあるワームであればこうなります。が、高比重ワームの場合はこうならない。

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高比重ワームをダウンショットリグで使用した場合、ポーズ時の姿勢はこうなります。真下にブラリと垂れ下がってしまうのです(ラインが緩んだ状態ではそのまま着底します)。

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そしてこの状態からラインを張って操作をする。するとワームは半回転して姿勢を正します。

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そこから再びポーズを入れる。するとワームはさらに半回転して垂れ下がる。

これで1回転する。そしてこれを繰り返していくと、2回転、3回転・・・というわけです。特にフックが真っ直ぐにセットされていない、結び目がズレている、といったケースでは片方向に偏って回転していくので動かせば動かすほど回転が蓄積されていくというわけです。

これを理解すればおのずとわかるはずです。シンカーにスイベルが付いているものは無意味だと。いや、むしろワームの回転を阻害しない分、逆効果と言えるかもしれない。

昨日の釣行ではベイトタックルで、テナガホッグのダウンショットリグを使いました。糸ヨレというとスピニングタックルを連想しますが、ダウンショットリグ自体が糸ヨレを生むのでベイトタックルでも糸ヨレします。そしてガイドが上向きである分、ピッチング時にティップ部分に絡み付きやすく、ベイトタックルの方が糸ヨレした際のストレスは大きいと感じています。

糸ヨレが生じた場合はタックルをグルグル回して解消する技もあるのですが、高比重ワームは糸ヨレが生じるペースが速いので頻繁にグルグル回さなくてはならない。それもハッキリ言って面倒。

今年のTOP50北浦戦の際、篠塚プロのタックルを見ていたらスイベルを介したダウンショットリグがセットしてあった。「前はスイベルなんて入れてなかったですよね?」と聞いたらスイベルを入れてあるタックルと入れてないタックルを使い分けているとのことでした。

確かにベイトタックルでヘビーダウンショットリグを使う場合って、ストラクチャーに向かってピッチングで撃って、数回誘って、すぐピックアップして撃ち返すという釣りが多い。じっくりネチネチ探るような釣りではないわけです。
それだったら、繊細な操作性が多少スポイルされたとしてもさほど影響はないかな。そう思って昨日は初めて使ってみたというわけです。

いやぁ、解放されましたよ、糸ヨレのイライラから。どうしてもっと早くから取り入れなかったんだろうと激しく後悔。操作性に関しても思ったほどスポイルされる感覚はありませんでした。

でもやっぱり一番大事なのは使い分けかなと思いました。バスボートからの釣りなので立った姿勢でピッチングをしているわけで、それであれば何の問題もない。
でもこれが岸釣りだったら自分はスイベルを介さないです。例えば足元を釣るような場合はティップ~ワームまでのライン長が短い状態で狙うことも多々あるからです。スイベルを介してしまったらどうしてもラインを短く取ることが難しくなってしまう。

でもスイベルの有効性は充分わかりました。これからバスボートで、ベイトタックルでのヘビーダウンショットを使う際にはスイベルを介して使っていこうと思います。

喰わず嫌いは良くなかったです。多分、篠塚プロの話を聞いてなかったら今でも喰わず嫌いのままだったんだろうな。

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素晴らし過ぎる剣山チューン・3 [タクティクス]

剣山チューンには素材により向き不向きがあります。

まず、ソルトがぎっしり詰まったゲーリーヤマモトマテリアルには向きません。やる必要がないし、素材自体が脆くなり過ぎてしまいます。

一方、塩もフレーバーも全く入っていない素材のもの。昔のスライダーワームやギドバグ、ネオンワームなどはこれに属しますね。これらに剣山チューンを施す事で素材が柔らかくなり、後処理でフォーミュラを浸透させることも出来ます。ですが、チューン後に割いてみるとわかるのですが素材内がイマイチスポンジ状にはなっていません。

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一番向いているのがソルトイン素材のワームです。これを剣山で刺しまくると表面に塩の粒が浮き出てきます。つまり、剣山チューンによって内部の塩が部分的に抜けてしまうのです。しかしこれによって素材内に多数の空洞が生まれます。結果としてスポンジ状にすることが出来る。ですので、ZOOM(SALT ADDEDもしくはSUPER SALT PLUSの表記があるもの)やパフォーマンスベイト(虫系除く)などには非常に向いたチューニングと言えます。

では昨日に引き続き剣山チューンの具体例を記します。

【具体例:BFシュリンプ2.8インチ】

小型のホッグタイプ。これをスモラバトレーラーに使うつもりであればボディーに剣山チューンは施さない方がいいです。ワームがズレやすくなります。ダウンショット等、一般的なリグに使用する場合は剣山チューンが生きてきます。BFスイミーシュリンプ、根魚大将2.8インチにも転用できます。

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BFシュリンプ2.8インチには#4のオフセットフックがマッチしますのでフックが干渉しない位置に剣山チューンを施します。

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これだけ小さいワームですので、ハーフ剣山が必須。背面5~6回、裏返して腹面を5~6回、剣山を突き刺します。

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3.4インチ同様、私はアームにも剣山チューンを施します。こちらはハーフ剣山ではなく普通の剣山を使います。

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表面10回、裏面10回。それを左右のアームに施します。まぁまぁ手間が掛かりますが、その価値はあると思っています。

【具体例:スパイニークローラー】

スパイニークローラーですが、正直言うと剣山チューンなんてしないでいいです。といいのは、普通のストレートワームと違ってとにかく水を受けてよく曲がるワームなので、これをさらに柔らかくしてしまうと曲がり過ぎてしまうからです。

ズバリ、剣山チューンド・スパイニークローラーは「放置」用です。

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剣山チューンを施す範囲ですが、ワッキーリグでマスバリとネイルシンカーを使う場合を想定すると、マスバリをセットする範囲内、そしてネイルシンカーを入れる頭部周辺は避けるようにしましょう。もちろん、ジグヘッドワッキーで使うとなったらまた話は違います。

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フックの刺し位置からテールにかけての範囲は広いので、通常の剣山を使ってとにかく刺しまくり。ワームを少しづつ転がしながら360度、剣山チューンを施すようにします。

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一方、フックの刺し位置とネイルシンカーの刺し位置の間は間隔が広くはありません(人によって、ネイルシンカーのウェイトによっても変わってきますので一概には言えませんが)。この場合はハーフ剣山の出番です。こちらもまたワームを少しづつ転がしながら360度剣山チューンしてあげましょう。

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(手前のものがチューン後、奥のものはチューン前のもの)
ストレートワームの場合は剣山チューンを施すことによって全体的な柔らかさも生まれます。チューン前とチューン後の違い、わかるでしょうか。

但し、ワームは柔らかければいいというものでもありません。剣山を刺す回数を抑える事で柔らかさの調整も出来ます。ご自身の好みに合った仕上がりを模索してみても楽しいはず。

ワームのポテンシャルを一気に引き上げることが出来る剣山チューン。これから冬にかけては欠かせないものになるはずです。発案者の穂崎裕太さんに敬意を表しつつ、私自身もありがたくその恩恵に授かっていこうと思います。

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素晴らし過ぎる剣山チューン・2 [タクティクス]

剣山チューンは魚だけではなく釣り人をも虜にしてしまいます。ジュクジュクの質感と柔らかさ。そしてエビパウダーとフォーミュラをたっぷりと含んだジューシー感。これを喰ったバスが吐き出すなんてありえないだろう?!そうなると、何でもかんでも剣山チューンをしたい衝動に駆られてしまう。

でもちょっと待った!剣山チューンは万能ではないということを伝えておかなくてはなりません。特にカバーを撃つような釣り、ロッドを思いっきり振りかぶるようなロングキャストをするような釣りに使うワームではむしろやらない方がいいです。耐久性の弱さが仇となります。

もちろんそれ以外の釣りにおいても耐久性の弱さが仇となってしまうことがある。その回避策としては、耐久性を落としたくない場所を避けて剣山を刺すということが重要です。今回は剣山チューンの具体的な方法と留意点を記します。

【準備するもの】
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ワーム、剣山、タオル(雑巾)、古雑誌、レジ袋、キッチンペーパー。手袋もあると望ましい。

【手順】

1.キッチンペーパーでワームの油分を取り除く。
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ワームの油分が残っていると手が油まみれになって不快ですし、作業中にワームや剣山が滑りやすくなって危険です。

2.古雑誌をレジ袋に入れる。
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これが下敷きになります。直接古雑誌の上で作業をしてもいいのですが、インクなどがワームに移るのを防ぐ意味もあります。

3.剣山を刺す。
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自分はダイソーで買ってきた剣山を使っているのですが、土台が鉛で出来ています。ですので素手で作業をしていると指先が黒くなってきてしまいます。気になる方は手袋をして作業をして下さい。

ここから先はワームのタイプ毎のチューン方法を紹介します。

【具体例:バンドゥクロー】

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バンドゥクローに#2/0のフックを使用することを想定し、そのフックが干渉する部分を避けて剣山を刺します。なお、バンドゥクローに限りませんがテール部分には剣山を刺しません。動きが変わってしまいます。具体的に剣山を刺す範囲は赤線で囲った場所になります。

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では実際に剣山を刺していきましょう。

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剣山を刺す深さですが、自分の場合は剣山の針が下敷きに当たる強さで完全に刺し切ります。貫通させているということです。

回数的には、あくまで自分の場合ですが背面を5~6回。ひっくり返して腹面を同じく5~6回。これでだいぶジュクジュクにすることが出来ます。耐久性が気になる方はそれぞれ2~3回に抑えておくのがいいかもしれません。針穴が多いほどいいわけですから同じ位置に刺し続けるのではなく、少しずつ位置をズラしながら剣山を刺していって下さい。

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なお、剣山を刺し続けているとバンドゥクローに含まれている塩やラメが飛び出してきます。これはまぁ仕方がありません。手が汚れてくると思いますので側に雑巾を置いて手を拭きながら作業をするといいでしょう。

【具体例:BFシュリンプ3.4インチ】

BFシュリンプ3.4インチですが、ラバージグのトレーラーにして使いたいという場合は本体には剣山チューンをしない方が良いです。自分はこのワームを#1フックでテキサスリグやヘビーダウンショットに組むことがありますのでそれを想定したチューンとなります。

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ボディーは#1フックが干渉する位置を避けた範囲(赤線で囲った部分)に剣山チューンを施します。

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が、バンドゥクローと異なり通常の剣山ですと意図しない部分にまで剣山を刺してしまいます。ですので、BFシュリンプ3.4インチに関してはあらかじめ針を半分除去した「ハーフ剣山」を使います。

回数的にはバンドゥクローと同じく背面を5~6回。ひっくり返して腹面を同じく5~6回。耐久性が気になる方はそれぞれ2~3回に抑えておくのがいいかもしれません。

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BFシュリンプもソルトイン素材であるため剣山を刺していると塩やラメが出てきます。気にせず作業をしましょう。

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さて、自分の場合はさらにアームにも剣山チューンを施します。アームを柔らかくしたいという意図はありませんが、この部分にもフォーミュラを浸透させることを狙っています。浸透させられるフォーミュラの量は多ければ多いほどいいと思っていますので。

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注意点としてはアームの付け根部分は剣山を刺さない事。耐久性が落ちます。付け根以外は全面に剣山を刺すため、ここではハーフ剣山ではなく通常の剣山を使用します。自分の目安としては表面10回、裏面10回。

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左側がチューン前、右側がチューン後。この質感の違い、どうでしょう?

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素晴らし過ぎる剣山チューン [タクティクス]

剣山チューン。このワームのチューニングはたまたまネットで調べものをしている時に知りました。IMAKATSU社フィールドテスターの穂崎裕太さんがYoutubeにて公開されていたものです。自分も昨年の冬からこのチューニングを試み、真冬の戸面原ダムで実戦投入して実績を出していました。

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どうしてわざわざ最初に発案者の名前を挙げたかというと、この手の新しいチューニングや釣り方などを公開すると必ずといっていいほど「それ、自分は前からやっていた」といいながらまるで自分自身が発祥であるかのような振る舞いをする人がこの業界には多いからです。

自分も気になって少し調べてみました。ですが穂崎さんよりも先にこのチューニングを公にしていた人はいなかった。正真正銘、このチューニング方法は穂崎さんの発案であることをまず明記しておきたいと思います。自分もこの恩恵に授かり、人真似をしているのに過ぎません。

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このチューニングを知った時、自分は物凄い衝撃を受けた。直感的に革新的なものだと理解できた。

塩や味覚成分を含んだワーム。しかしそれらは長時間使うと効果は薄れてしまう。塩や味覚成分は使うほどに抜けていってしまう(ように自分は感じている)からです。だから抜けてしまった分は補充したいところ。そしてそれを補うのがフォーミュラー類の役目です。

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が、ワームの表面にフォーミュラーを塗布したところで数投すればほとんど落ちてしまう。だから自分はフォーミュラの自作を試みていました。なるべく粘度を出したりといった試行錯誤を続けていたのです。けれども正直なところ、粘りを出したところでたかが知れているレベルでしかありませんでした。

フォーミュラ側ではなくワーム側に工夫を施し、フォーミュラの保ちを良くする。この発想は「言われてみれば、なるほど」なのだけれども、自分には思いつかなかった。この差が頭の固い爺さんと若い人の発想の違いなのかもしれません。

剣山チューンはワームを剣山で刺しまくる。ただそれだけ。

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(写真手前側がチューン後のもの)

刺せば刺すほど、ツルツル・プリプリのワームがやがてジュクジュクのグズグズに変わっていく。ベテランのバスアングラーならこの質感が持つ特別な力を理解できるのではないでしょうか。ゲーリー、旧ズーム、サターン、カリフォルニアパドル。
成型精度が綺麗なものより、表面の質感がザラザラ・ジュクジュクしているワームの方が釣れる。理由は説明できないですが同意してくれるベテランアングラーは多いはず。剣山チューンは、どんなワームでもザラザラ・ジュクジュクの「釣れる質感」へと変えてしまう。

でも、耐久性が不安だと考えてしまう人がいるかもしれない。確かに剣山を刺した場所は著しく耐久性が落ちるのは間違いありません。が、この問題は簡単にクリアー出来る。耐久性を落としたくない部位を避けて剣山を刺せばいいのです。

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剣山の針を半分除去した「ハーフ剣山」。これなら細かい範囲にのみ剣山の針を刺すことが出来る。サイズの小さなワームも処理しやすい。

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剣山チューンの優れた点の1つとして、部分的にチューンできるという点が挙げられます。例えば、ワームを柔らかくするためにお湯で煮込むといった作業ではワーム全体が柔らかくなってしまいます。これではフックの保ちまで悪くなってしまう。剣山チューンではそれを避けることが出来る。

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さて、剣山チューンでザラザラ・ジュクジュクのワームが出来上がった。そのワーム、中はどうなっていると思いますか?実は細かい空洞が沢山空いて、まるでスポンジみたいになっているのです。

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(Before:チューン前のBFシュリンプを半分に切ったもの。素材自体に塩が入っているためブツブツしていますが、それ以外はツルツルです)

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(After:チューン後のBFシュリンプをちぎったもの)

スポンジ状であること。これがキモです。スポンジ状のものは液体をしっかりと吸い込んで保持することが出来る。

ここで、自分流の剣山チューンドワームの使い方を記しておきます。以下の写真撮影は室内で行っていますが、実際は釣り場での作業となります。

【用意するもの】
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ワームの空きパッケージ(チャック袋)、油性フォーミュラー、レイン社セントパウダー、剣山チューンしたワーム(実際にはリグった状態になります)

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まず、ワームの空きパッケージにレイン社のセントパウダーを入れます。各種発売されているエビパウダーの中でも、レイン社のものがネバリがあるのでお勧めです。

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続いて液体のフォーミュラを入れます。自分は保持力を考慮して油性の物を使っています。

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パッケージの外側からフォミューラとセントパウダーを攪拌して混ざり合うようにして下さい。

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次にリグった状態のチューンドワームをパッケージに入れます。そしてパッケージの外側からワームをクチュクチュ揉んで下さい。

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すると・・・
スポンジ状になったワームの内部にまでフォーミュラが浸透します。そしてフォーミュラと一緒にセントパウダー(エビ粉)も中まで浸透するのです。単にフォーミュラを表面塗布するだけの場合とは異なり、ワーム内部にしっかりと味覚成分が行き渡るというわけです。

30分投げ続けても保つのか?というとさすがにそこまでは保たないですが、それでも数投で抜け切ってしまうというレベルではない。自分の感覚では表面塗布した場合の3倍以上は保っていると感じています。抜けたと思ったらまた補充をすればいいですし。

ワームに味を付けるために液体フォーミュラーに長期間漬け込むという方法も知られていますが、それでは時間が掛かり過ぎるし、臭いはともかく味覚成分がワームの内部にまで本当に浸透しているのかどうかは懐疑的です。でも、剣山チューンをしたワームは味覚成分(エビ粉)ごとフォーミュラを直接内部に吸い込む。これはもう疑う余地がないですよね。

剣山チューン、これは本物です。ワームのチューニングは数あれど、自分の中では間違いなく歴代1位。ただ、二軍落ちしていたワームが一軍に復帰してしまうほどの力があるので、ワームの新規購買が減ってしまってメーカー的にはありがたくないかも?

あっ!自分もメーカーの人間だったわ(汗)。

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レンタカートーナメントスタイル [タクティクス]

最近の若い人は車を持っていない人も多いです。確かに、将来的に収入面での不安が大きく、維持費の掛かる車は買わないというのも理解できなくはない。車自体の購入費はもとより、駐車場、車検、税金といった維持費も掛かりますからね。
都内の月極駐車場なんて2~4万は普通。この駐車場代を家賃に置き換えれば数ランク上の部屋に住むことが出来る。そもそも都市部での日常生活だったら電車の移動で事足りる。

でも、釣り人にとって車は欠かせない足です。夜中~早朝に出掛ける、大量の道具を積む、僻地にも行ける、時には車中泊だって。こうした点は、公共交通機関では難しい。

自分は大学進学と共に免許を取得して車に乗るようになりました。あちこちの釣り場に自由に行けるようになった喜びというのは今でもはっきり覚えています。
そしてバスアングラーたるもの、車の次はボートです。カートップ出来るアルミボートも手に入れ、気分はすっかり一流のバスプロか(笑)?!

この頃は楽しかったなぁ~。自由を手に入れた喜びで溢れていました。

自分はそういう世代ですから、釣り、特にバストーナメンターともなればマイカー、マイボートが必須と思ってきたわけです。

ところが最近はトーナメントの世界が変わってきました。今一番盛り上がっているのはレンタルボートでのトーナメント。正直、自分の世代から見れば、マイボートも所有していないトーナメンターなんてどうなのよ?という見方をしてもおかしくないと思う(そういう時代を経験してきた世代なので許して下さい)。

でも今の時代はレンタルボートアングラーの装備というのも凄い。3Dの魚探なんて当たり前のように付いている。そしてマイボートを持たないとなれば車に求める条件も厳しくなくていい。キャリアやヒッチなんて付けられなくてもいいのですから車種だって何でもいい。考えようによってはマイカーである必要性すらないのでは?

スミスのモニターの人に、関東圏のNBCチャプターで好成績を収めている人がいます。昨年も準優勝を2回、年間ランキングも2位でした。誰がどう見ても申し分ない成績です。他の方からの推薦で採用したのですが人格面も素晴らしいですし、成績面でも文句の付けようがありませんでした。当然、即採用でした。

で、実はこの方が車を持っていないという事をつい先日知ったんです(驚)。確かに都内の一等地にあるマンションにお住まいなので駐車場とかどうしているんだろうとは思っていました。聞くと、何と毎回レンタカーでトーナメントに出場しているそうです。それでこんなに素晴らしい成績を出してしまうわけ?!もうビックリしてしまいました。

で、このレンタカートーナメントスタイルというものに興味が沸きまして、色々と教えていただきました。

Q.どんな車を借りているんですか?

A.車種は燃費の良い軽自動車が中心で、ワゴンRやN-BOX、アルトワゴンなどです。
一人でエレキ&トーナメント装備であれば十分ですし、高速代も安いので軽を選んでます。
カラーはたまにピンクやイエローの車になる時もあり、恥ずかしいと思うこともありますが、今は割り切ってます。
たまに空いていない時はADバンなども借りますが、ビジネスでも使われる仕様のため、広くてフラットで釣りには実は便利です。

Q.ズバリ、レンタカーを借りるのに幾ら掛かるんですか?

A.費用については、軽自動車が3日間借りて8,000円弱です!
金曜の夜から借りて、土日使用し、日曜返すプランです。
保険費用を加えると6,000円ほど上がりますが、僕は付けてません。
ADバンでも9,000円程なので、本当に安いと思います。
※このレンタカー屋さんは安いです。一般的な相場はもっと高いです。
それ以外には高速代やガス代などがかかるので、プラス6,000円位ですが、これはマイカーの方も同じかと思います。

なお、お住まい周辺の駐車場代はマンション敷地内で4万円台とのこと。
以前は、実家(埼玉)に車を取りに行き、都内でタックルを積み込んで出発。帰りは都内でタックルを降ろして、実家まで車を戻しに行き、そこからまた都内に帰る、という手順だったそうです。それを毎回繰り返していたらキツイですよね。
ですがふと、お住まいのマンション近くに格安のレンタカー屋があることに気付いたのだそうです。

都市部にお住まいでマイカーをお持ちでないという方でも、レンタカーを利用すれば釣りにも行けるし、トーナメントで成績を出すことも出来る(腕次第ですが)。

素晴らしい参考例ではないかと思いましたので紹介してみました。

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お座りフィッシング [タクティクス]

バスボートでは気にならないのですが、レンタルボートやアルミボートといった小型艇で釣りをする際の話です。

シャローカバーで釣りをしていて痛感することがあります。船を揺らすと釣れなくなる。魚もそこまで鈍感じゃないということです。バスボートでは気にならないと書いたのは、バスボートは船体が大きいので揺れにくいから。

アルミボートもVハルのものは揺れにくいけれど、ジョンボートは結構揺れるイメージがあります。

レンタルボートだと、亀山ダムの松下ボートさんだとか相模湖の日相園さんで自分が好んで借りる14ftのボートは非常に安定していて揺れにくいです。アルミのVハルよりも安定していて揺れにくい。

でも最近自分が借りている12ftのローボートというのがとても揺れる。乗り降りの際にも注意を要しますし、下手に船内を移動するのも気を使う。

バス釣りは立って釣りをするのが一般的なのですが、軽くエレキを踏んだりした後に足の位置を元の位置に戻す、なんて小さな動作だけでも僅かに船が揺れてしまうんですね。で、波が立って岸辺に当たる。これをやってしまうと途端にバイトが出なくなるんです。少しポイントを休めないといけなくなる。

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自分は脚立を椅子替わりに使っているのですが、最近はもっぱら「座り釣り」をするようになった。これだったら足でエレキ操作をしても船が揺れることはほとんどない。こうすると、ポイントに到着してすぐに釣りを始めて問題なくバイトが出る。

で、座った姿勢で一通り探ったと感じたら今度は立つ。立つと視線が上がるので、より広くポイントを見渡せる。すると少し遠くにも狙えそうなスポットがあったりする。立った姿勢の方がピッチングで飛ばせるので、座り釣りで攻めていなかった場所まで攻めるようにする。

要は2段階。初めは座って釣り、それが終わったら立って釣る。ポイントを移動するたびにそれを繰り返す。

もちろんあくまで自分の話です。ただ、不安定なボートでシャローカバーを狙う場合は船を揺らすと釣れなくなるというのは留意しておいて損はないと思います。

確かに、座って釣るというのはバス釣り的には格好良くないです。でも別にいいです。釣り場には若い女性なんていませんもの(笑)。格好つける必要もないと思っていますので。

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ワームは鮮度 [タクティクス]

今やワームには味や塩が不可欠です。で、この手の味付きワームで良く言われるのが「パッケージから出したばかりの新しいワームが釣れる」ということです。確かに自分もそう思う。バークレーのパワーベイトや、スミスで販売していたスーパーベイト(サマーミッシュタックル)を使うようになってから痛感するようになりました。

実際のところ、素材にエビ粉を混ぜたところでそれが水中に拡散するのはワームの表面部分や針穴程度のところでしかない。ワームの中心部分に混ぜられたエビ粉というのはほぼ放出されないのであまり意味がないとも言える。

そして表面付近に付いている味や臭いというのはしばらく使うと抜けていってしまうはずです。ガムみたいなものです、噛み続けるとやがて味がしなくなる。

だから自分はそれを補うためにフォーミュラ類を多用します。フォーミュラに関しては人によって意見が様々ですが、確かにバス釣りでその効果を確かめるのは難しい時代になりました。何せアタリ自体が少な過ぎるので検証にならない。

ここでまたロックフィッシュの話になってしまうのですが、アイランドクルーズの須江キャプテンから面白い話を聞いています。根魚大将も新しいうちが良く釣れる。使い過ぎるとアタリが遠のく。ところが、そのワームを再度パッケージに入れてから使い直すとアタリの数が復活するというのです。要は、表面の油分が落ちてしまったワームをパッケージに入れ直すことで、オイルを再度付けるという事です。フォーミュラを塗布することと同じような効果があるのでしょう。何度試しても同じ効果が得られるという事で、かなり確信を持っているようでした。

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東京湾のカサゴ釣りはバイト数が多いですから、こうした検証も明確な結果が得られるのだと思います。ましてや、頻繁に海に出ている人の検証結果なのでほぼ間違いないところでしょう。

味や臭いが抜けたと感じられたワームにはそれらを補充することで効果が復活する。自分もずっとそう思っていたのでフォーミュラ類は色々と試してきました。ただ、どのようなフォーミュラであれ表面に塗布しただけではしばらく使うと落ちてしまう。それを自分はフォーミュラの粘度で長保ちさせようと思いましたが限界がありました。

そんな折、すっかりハマっているワームのチューニングがあるのですがこれは私が思いついたものではなく、他社のサポートアングラーが発案・公表したものなのでここに記すのは控えておきます。でもこれが凄いんです。フォーミュラが表面のみならずワームの内部にまで浸透するので、特に油性のフォーミュラを使った際にはかなり長時間フォーミュラがワームに付着している。そして魚がバイトした瞬間は、フォーミュラが魚の口の中でブワッと広がるのではないかな。

フォーミュラではなくワーム側にチューニングを施すことでフォーミュラの保ちを格段に上げる。自分にはこの発想は無かった。このチューニングを考えた人、本当に天才です・・・

追記:剣山を使うヤツです。

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釣れるライン、釣れないライン・2 [タクティクス]

一昔に比べてPEラインも随分と普及しました。でもPEラインの直結という使用方法が存在するのはバス、ナマズ、ライギョ釣り位だろうと思います。

バス釣りの中では、フロッグ、虫、パワーフィネスといった特定ジャンルにはPE直結の支持者が多い。ナマズとライギョも含め、フロッグと虫は水面に浮かせる釣りなので納得も出来る。でもルアーを沈める釣り(パワーフィネス)でPEというのはどうなのかな?という思いがありました。

このブログを昔から読んで下さっている人の中には覚えている人もいるかもしれませんが、自分はPEラインの直結には否定的。否定的というか、明らかに釣果に差が付く経験をしてきているからこその否定派なのです。

以前にガイドをしていた時、何度か来てくれたPE直結派の人がいました。確かに条件のいい時にはそれでもそこそこ釣れて、「ね?PE直結でもちゃんと釣れるでしょ?」なんて言われていたのですが、ちょっと条件がタフになるとてきめんにバイトがないという状況に陥ってしまった。フロロを使っていた自分が5バイトを得る間にPE直結では1バイトあるかどうか・・・これはマズイと思ってフロロラインのタックルを使ってもらい何とか釣果を上げてもらった、そんな経験があります。

だから自分は確信している、PEラインは魚から見えている。ラインのおかげで喰わない魚が必ずいる。

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先日、今さらながらに戸面原ダムでパワーフィネスの釣りをすることになった。それは狙っている場所の上方に木の枝が生い茂っており、ロッドを上方向にあおるようなアワセをすることが出来ない場所だったから。それで随分ミスをしてしまった。

ロッドでアワセることが出来ないならばリールで巻きアワセをして掛けるしかない。でもベイトリールでは難しいのでスピニング。そうなるとパワーフィネスの釣りになるのですがカバーの釣りなのでラインは強くしたい。でもフロロの8lb~12lbでスモラバの微妙な操作ができるとは思えない。となると、PEなのかなぁと。

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それでもクリアな水であれば自分はためらったかもしれない。でも今シーズンの戸面原ダムは強い濁りがなかなか取れない。これだけ濁っているのだったら、あまり気にしなくてもいいかな?そう思って、1号のPEラインをスピニングリールに巻きました。これでノーバイトだったらリーダーを結んで対処するつもりでした。

いや~、いいですねPE直結(爆)。
軽いスモラバの沈下をラインの張りや太さが妨げることなく沈んでいってくれる。そしてダイレクトな操作性。釣りをしている時のシェイクなどもそうなのですけど、ジグをカバーからそっと引き抜く際の操作性が実にいい。カバーの奥に撃ち込んで、幾多の枝を超えながら回収してくるわけですが、その際の枝のかわしやすさが最高にいい。言葉でいうのは難しいけれど「3cmスルッと引いて枝を超えたい」なんてことが簡単にできる。ラインの伸びがないとこんなにも違うものかと思えるくらい。

ルアーの回収率も良くて、ラインが切れるよりもジグのフックが伸びて帰ってきました。

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勿論、魚を掛けた時のダイレクト感もいいですね。キュルキュルキュルッという感覚を楽しみながらリールを巻いてファイトするのは何とも楽しい。

気が付いたらすっかりPE直結が好きになっていましたよ(笑)。

ただ、これによって喰わない魚もきっといると思う。経験から来るこの感覚だけはどうしても消すことが出来ない。透明なPEラインは出来ないと思うので、せめて水色によって使い分けが出来るように、グレー、グリーン、ブラウンあたりのカラーラインナップが出来ないかなと思ってみたり。

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