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埼玉県、外来魚駆除を再開 [物申す!]

8月下旬、埼玉県内の各所で外来魚の駆除が始まりました。おそらく水辺で告知の看板を目にした人もいるはず。

平成25年度まで、埼玉県では緊急雇用創出基金事業として外来魚の駆除活動を行っていました。しかしその翌年からは一部の事業を除いて緊急雇用創出基金が使えなくなり、県が主導する外来魚駆除は中断していました。

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そして今年、県が主導する外来魚駆除が再開されました。これは緊急雇用創出基金事業ではありません。「魚影豊かな川づくり推進支援事業」と称するもので、外来魚(+川鵜)駆除に6,000,000円、再放流禁止啓発支援に560,000円が割り当てられています。
ちなみに放流事業に充てられている予算額は5,495,000円なので、魚の放流よりも駆除に予算を割いていることになります。

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この事業が目的とするところは、魚の増加~遊漁者の増加~遊漁料収入の増加という好循環を作り上げ、漁協の自立を促す事です。

うむ、目指しているところは間違ってない。間違っていないとは思うんだけれども、残念ながら実現はしないと思う。

ワカサギはいいですね。時期は限られるけども万人受けするので将来性があります。でも、アユやヘラブナを増やしたところで釣り人は増えない。釣れる釣れない以前に釣り人の高齢化が避けられないから。

そして外来魚を駆除なんてしちゃっているから埼玉県内では若い釣り人が全然育たない。そして多くの釣り人が漁協や県に対して強い反感を持っている。結果、遊漁料なんて払わないという人が増える。そして遊漁料収入の減少~漁協の衰退、消滅。

せっかくだから図にしてあげましょう(笑)。

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自分はきっとこうなると思います。遅くとも20年後には十中八九、こうなっているでしょう。

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温存レイクの可能性 [物申す!]

オオクチバスは年々減り、釣れなくなってきています。特に歴史の長いフィールドほどそうです。
参加者の半数以上がノーフィッシュで終わるなんていうトーナメントレイクも今では珍しくなくなった。自分は、そうしたフィールドでは数年間トーナメントの開催は見合わせるべきだと思う。資源があってこそのバス釣り、バストーナメントだと思うから。

既にバスの個体数が激減し、釣り自体が成り立たなくなりつつあるところも増えてきた。一度減ったバスがその後に大きく個体数を盛り返すようなことは過去の事例を見ても期待は出来ない。仮に養殖バスを放流したところで一時凌ぎでしかないということは山中湖や河口湖が証明している。養殖バスは根付かない。

大正時代に移入され、昭和にかけて生息域を拡げたオオクチバス。そして平成は各地の個体数が安定や減少へ向かった時代と言える。この先、新たな水域でオオクチバスが繁殖するという可能性はほぼない。そうした時代はとうに過ぎた。

オオクチバスが激減した理由は1つではないのでしょうけど、一番大きな要因は釣り人が容赦せずに釣ってしまうことでしょう。リリースをしたとしても一定数は死ぬ。その積み重ねがオオクチバスの個体数を減らしてきた。自分もそれに加担している一人であることを否定は出来ない。

**********

埼玉県が非常雇用基金を活用して県内各所でバスの駆除を実施した際、オオクチバスが一番捕獲できていたのは秩父にある浦山ダムでした。どうしてこの湖にはオオクチバスが多く生息しているのでしょう?
その答えは、この湖ではバスが釣り人に釣られていないからです。この湖ではバス釣りが禁止されている(他の釣りは可)。釣り人の居ない湖では、バスは温存される。

おととしから昨年にかけて、房総ではバス釣り客に貸しボートを解禁する湖が次々と現れました。それまではヘラ釣り客にしかボートを貸してはおらず、バス釣りの人は貸しボートでの釣りは出来なかった。
バスが移入された時期としては決して新しい湖ではない、けれどもこれまではオオクチバスがほとんど釣り人に釣られることがなかった湖。蓋を開けてみたら案の定物凄く釣れる。やはり温存されていたんですね。

実は日本にはまだまだオオクチバスが数多く温存されている水域が何箇所もある。それが「釣り禁止」「ルアー釣り禁止」の湖です。

房総の場合は後者に近いフィールドがバス釣り客にも開放されることで新しいフィールドが生まれた。廃業寸前だった貸しボート屋さんを始め近隣のコンビニや飲食店などが大きく潤う結果となった。連動して、関東近郊の釣具店もバス釣り用品の売り上げを伸ばした。

釣り禁止のフィールドを開放することは難しいけれども、ルアー釣り禁止のフィールドを開放することだったら出来るかもしれない。そもそも房総の湖だって、ヘラ釣り客の減少が貸しボート店の経営を困窮させていた。同じような場所は他にもあるんじゃないか?

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(写真はイメージです)

そう考え、とある湖の管理者の方と漁協の方から話を伺っていました。この湖は現在はヘラ釣り主体で、ルアー釣りは禁止されている。冬場はワカサギ釣りも出来るが、昨シーズンは諏訪湖産のワカサギが入手出来ずに解禁することが出来なかった。
現状どうなんでしょう?ヘラの人が減ってボート店の経営が苦しいとか、ないですか?

話を伺った結果、房総の湖とは違い、この湖はまだまだヘラ釣りの客で賑わっており収入面ではさほど困っていないということがわかりました。それならば今はいい。あえて別のものを提案する必要もないですから。ただ、房総の事例に沿える可能性のあるフィールドがないかどうかというのは常に私の頭の中にあります。

でもあいにく私自身も微力だし、全国各地の湖に詳しいわけでもありません。各地にいるバス釣り関係者がそれぞれ動いてくれたらな・・・。私と同じくバス釣りで飯を食っている人、大勢いるはずなんですけどねぇ。

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バスアングラーと家庭崩壊 [物申す!]

突然、知人が釣りを休止することになりました。
その人はシーズン中の休日はほぼ全てを釣りに費やし、平日でも帰宅後には自宅近くでナマズを狙い、ボートも複数所有し、タックルの購買量も並じゃない。勿論仕事はしっかりこなしていますが、ほとんど釣りの事しか頭にないのでは?と思えるほどの釣りクレイジー。そんな人が突然釣りを休止せざるを得ない状況になった。長年釣りを続けている人が徐々にモチベーションを失っていき、自然消滅的に釣りを止めるのとはわけが違う。

その原因は家庭が崩壊寸前だったことにありました。奥様から釣りを休止するよう促された。
ただ、奥様は釣りを嫌っていたわけではなく、長年に渡って旦那さんが釣りに行ける環境を作り、家庭を支えてきた。ですので奥様がそれを口にするのも相当な覚悟があったものと思えます。けれども子供たちの進学を控え、背に腹は代えられない覚悟で伝えたのでしょう。それが伝わったからこそ、知人も釣りを休止することを決めた。
今まで釣り中心の生活を送ってきた人が釣りを止める、これは人生の楽しみを丸ごと放棄するに等しい。奥様の覚悟に応える決断をした知人もまた、相当な覚悟が必要だったはずです。

ただ、知人は家庭崩壊を寸でのところで食い止めた。それが出来る人間だったのは幸いでした。

私自身は仕事柄、数多くのバスアングラーと接してきました。そして痛感しているのは、バスアングラーには家庭を崩壊させてしまう人が非常に多いということです。

子供が居なかったり、或いは子供がまだ幼いうちは家族仲が良いものの、子供が成長し手が掛かったり教育費が掛かるようになると状況は一変する。
家事、育児、仕事。旦那が釣りに行っている間に奥様に掛かる負担というのは相当なものです。それが5年、10年と続いていくうちに奥様も限界に達してしまう。そしてその頃になると奥様は悟るのです。釣りなんて女遊びやギャンブルなどと較べたら健全な遊びだと思っていたのは大きな間違いだったことに。

特に家庭崩壊率の高いのはトーナメンターの人。

春先から秋にかけてトーナメントトレイルに参戦する。プラクティスも含めれば週末はほぼ釣りに費やすことになる。家族サービス?いやいや、順位を1つでも上げなくてはいけないのだからシーズン中はそんなことをしている余裕はない。勿論、オフシーズンにだってやらなければいけないことは山ほどある。

自分もサポート選手に対しては少しでも良い成績を収めて欲しいと思うし、それに向けて最大限の努力をしているのかどうか常に目を向けているつもり。タックルの要求だけはしてくるのに努力が足りないと思える人に対してはもっとしっかりやれと伝える。立場上そう言わざるを得ないし、たまには家族サービスをなんて甘い言葉をかけるつもりは毛頭ない。

それでもトーナメンターとしてあるべき道を進むのか、それとは違う人生を歩むのかはその人自身が決めるべきことです。中途半端が一番良くない。自身のためにも、スポンサーのためにも。

ただ、トーナメンターの人も家庭崩壊だけは避けた方が賢明です。慰謝料やら養育費やらで金銭面が困窮し、満足なプラクティスさえもこなせなくなり、必要とされるタックルすら満足に買えなくなり、成績を落とすばかりか下手をするとエントリーフィーさえも捻出困難になる場合がある。そうなった人を何人か知っています。こうなってしまったら本末転倒です。

かくいう自分も今はまだ独り身だからいいものの、決して他人事ではないんですが。

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アルミボートの使い道・2 [物申す!]

12年前にこのブログに書いた記事です。
https://ikejima.blog.so-net.ne.jp/2006-07-12
災害が発生した際にバスアングラーが所有しているアルミボートを有効活用することが出来ないか、という内容です。

今回の西日本豪雨で岡山の街が冠水した際、自衛隊や消防のボートだけでなく、個人所有のボートや水上バイクで家屋に取り残されている人達を救助している方々が居ました。

とても感動しました。素晴らしいの一言に尽きる。
2年前の鬼怒川氾濫の際にも民間のアルミボートが救助活動をしていたそうです。

ただこうした正義に基づく行為であっても、猪突猛進に行動すると現場を混乱させてしまうことがあります。具体的に言うと、現地で救助活動をしている消防や自衛隊に協力を申し出ても、かえって迷惑を掛けてしまうことがある。
それは何故かというと、彼らは危険な場所から一般人を安全な場所に連れ出すことが任務なのであって、逆に一般人が危険な場所に入っていこうとしたら、当然それは危ないから止めてくれということになる。そもそもそれを許可したばかりに二次災害が起きてしまったら、その責任を問われるのはどこになるんだということにもなりかねない。

水害の際に個人所有のボートを活用して救助活動をされていた人達は、許可を申請するとかいうことではなく、一刻を争う事態に居ても立ってもいられず即座に行動に移したのだろうと思います。それで何人もの命を救っているわけですから自分はその勇気ある行動を称えるし、支持したい。

でも、もっとスムーズに自分のボートを災害救助に役立てたいという場合はどうしたらいいか。考えられる手段は2つあります。

1つは自らが消防団員になってしまうこと。
なかなか仕事が忙しいサラリーマンでは難しいですし、水害以外の災害でも出動を迫られることになりますので現実的には厳しい。
ちょっと珍しい事例になりますが、船外機メーカーのTOHATSU社は消防団協力事業所として荒川での災害時に使用できるボートを準備していたり、さらには社員を消防団に入れるといった活動をされています。ボートのスペシャリストであるメーカーさんが消防団に加わってくれるなんて、こんなに頼もしいことはないですよね。

2つ目の方法は自分の所有するボートを救助用のボートとして消防に登録するという方法です。
ただ、これは全国どこの消防でも受け付けているというわけではなく、一部に限られます(愛知県大府市の例)。

ここで挙げた大府市の場合であっても、居住地及びボートの置き場が共に大府市内という条件があります。要は自宅保管の人に限られているのです。それで現状何艇のボートが確保できているのかまでは知らないのですが、もし不足しているようであればすぐに出動可能なボートをA、時間が掛かるが出動できるボートをBといったようにランク付けして間口を広げてみたらどうかと思うし、こうしたボートの登録制は他の地域にも広がって欲しいと願うばかりです。

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ウチの近くの消防署、以前は小さなボートがトレーラーの上に載せて置いてあった。11ft位に見えました。そして最近はそのボートすらなくなった。まぁ海無し県なので今まで出動する機会もほぼ無かったのでしょう。
それは私の住んでいる街に限らず、多くの地域で同じことなのではないでしょうか。水害が起きた際の救助活動に充分な数のボートを持っている消防署なんて、ほぼないのではないでしょうか。近隣消防署からの応援はあるのでしょうけど・・・

近年では過去に例を見ないレベルの凄まじい豪雨があったり、都市型河川は短時間で一気に増水する。小さな川でもそれが冠水の引き金になる可能性は充分に考えられます。かといって、それに備えて消防署に充分な数のボートを配備するというのは現実的には難しい。それであれば市内や近隣地区内の民間所有のボートを有効活用する方が現実的と思える。

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バスアングラーの装備って、我々からしたら当たり前の装備であっても一般人からしたら物凄い装備なんです。そもそも個人でボートを持っていること自体が凄い。それが小型のアルミボートであってもです。
消防のボートをバスアングラーが見たらちょっと心もとなく感じると思います。さらに行方不明者の捜索の際には湖底を棒で突いていたりするので、手法としても原始的。自分の知り合いはたまたまそうした捜索活動の現場に出くわし、ローランスの魚探を掛けてすぐに川底に沈んでいた行方不明者を見付け出しました。

バスアングラーの装備というのは凄いし、災害時に役立つものばかり。協力者が集まればボートの数だって集められる。操船だって慣れている人ばかりだし、定員数の救命胴衣も所有している。

ボート、特にアルミボートを所有しているバスアングラーが上手く消防とリンク出来ないものかといつも思う。

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殺さない駆除へ 2018 [物申す!]

今年も群馬県邑楽町(おうらまち)の中野沼において外来魚駆除大作戦という名目の釣り大会が開催されました。昨年に引き続き、自分も運営スタッフとして出向いてきました。

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各地で実施される外来魚の駆除。しかしながら邑楽町教育委員会が主催する中野沼での外来魚駆除ではオオクチバスを殺傷することなく、生かしたまま管理釣り場へと移送される。これは外来生物法施行後初の試みであり、全国的に見ても他に例を見ない取り組みなのです。オオクチバスの生体移動を実現させたのは昨年に続いて2度目ということになります。

特定外来生物は生体移動が禁止されているのにどうしてそんなことが出来るのか。その鍵となっているのは特定外来生物の飼養許可です。飼養許可を取得している者同士の間であれば、その譲渡は可能となる。大会参加者の中から寄せられた「殺したくない」という声に応える為、邑楽町教育委員会はオオクチバスとブルーギルの飼養許可を取得した。そして遂に史上初となる”殺さない駆除”を実現させたのです。これらは環境省の指導の下、問題がない事を確認しながら進められていきました。

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会場である中野沼(西沼)は何種類かの希少動植物が生息しており、沼自体が天然記念物として指定されています。普段は釣りも禁止されている。つまり、バスやブルーギルが生息していることは誰からも望まれていない水域です。こうした場所からバスを捕獲し、受け入れを希望する水域へと移動させる。日本釣り振興会が提言してきた「ゾーニング」がまさしくこれです。

その理念に賛同し、スミス、ティムコ、プロズファクトリーの各社、Rod and Reelの制作をされていたシーオーツー、地元プロショップのオジーズ関係者、上州屋関係者、NBCチャプター関係者といったバスフィッシングに関連する企業・団体からも多数ボランティアスタッフとしての参加がありました。

口先で理想論を語るだけなら誰にでも出来る。行動に移せる人・企業・団体こそが本物だと自分は思っています。

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尚、中心となって動いてくれているのは日釣振、JOFI群馬の皆さんです。参加者用の道具一式、生エサの手配、当日の段取り等々。本当に頭が下がります。

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今回もイベントの参加者を募集したところ定員(170名)までアッという間に埋まってしまったそうです。それくらい、このイベントは地元で人気がある。邑楽町町長、副町長も挨拶に訪れる、まさに邑楽町の毎年恒例のビッグイベントと言っていいのかもしれません。

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さらに今回は環境省から、環境大臣補佐官である笹川博義議員も挨拶に訪れました。

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今回は天候に恵まれたこともあり、大勢の親子連れで賑わいました。

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今回もブルーギルは場所によっては入れ喰い。数100尾もの釣果が上がりました。幻の魚オオクチバスは4尾。その他、ライギョ、ミシシッピアカミミガメなどが検量所に持ち込まれました。

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柏瀬先生の授業(自然環境学習)は今回も子供たちに大人気。

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ジュニアアングラーも大活躍!!

この”殺さない駆除”はまだ完成形ではありません。何故なら、殺さずに済んだのはたった4尾のオオクチバスだけだから。現時点では何百匹ものブルーギル、そしてミシシッピアカミミガメは殺処分するしか方法がない。子供たちの中には釣り上げたブルーギルやカメを飼いたいという声もあったが、それは出来ない。

「どこかブルーギルを引き取ってくれるところを知りませんか」昨年、教育委員会のH課長からそのように相談された。自分の知る限り、ブルーギルの飼養許可を取得しているのは邑楽町教育委員会以外には思い当たらない。

バスアングラーから見れば、オオクチバスの生体移動を実現させたというだけでも本当に画期的な出来事です。ブルーギルなんて別にどうでもいい、そう考える人も少なくないでしょう。

でも子供たちにその考えを押し付けるわけにはいかない。オオクチバスは大事に扱って生かす。でもブルーギルやカメは殺す。同じ生き物なのにどうして命の重みに違いがあるのか。それを子供たちにどう説明すればいい?

子供達に命の尊さを伝えたいと願う教育者の描く理想のかたちはまだ先にあるように思います。大人たちの価値観や釣り人の価値観を子供達に押し付けたくはない。”殺さない駆除”がもっと良いものになることを願わずにはいられません。

尚、今回の模様はルアーマガジン(6/26発売号)、TOP TOU(6月下旬発売号)にて掲載されます。是非ご覧下さい。

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OFTさんの廃業に思うこと [物申す!]

今日は釣り業界に激震が走りました。
ルアー・フライフィッシング業界における老舗メーカーの1つだったOFT社が正式に廃業を発表されました。

なお、OFT社公式サイトは閉鎖となりました。

既にスミスから発表をしていますが、今後はスミスがプラドコ社製品の日本総代理店として販売を進めていきます。

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また、OFT様で販売されていたメバル用のワーム「スクリューテールグラブ」は今後はスミスにて販売を継続させていただきます。まだ最終確定していませんが、その他ソルトウォーター系のワームについてもスミスにて販売を継続することを検討中です。

OFT様で展開されていたフィッシングアクセサリーブランド「ピシーズ」につきましても、全てのアイテムではありませんが、プライヤーやメジャーなどを中心にスミスにて販売を継続いたします。

そして、OFT様と契約をされていたソルトゲームのプロアングラー・辻本ナツ雄さんとはスミスにて新規契約を結びました。OFT様で開発を進めていたライトゲーム用の製品に関してもスミスから発売する方向にて進んでおります。

日本のルアー・フライフィッシングシーンを支え続けてきたOFT様の製品を引き継ぐという事は、その責任もまた重いと考えています。これまでOFT社製品を愛用して下さった皆様のご期待を裏切ることがないよう、頑張っていきたいと考えています。

**********

自分がOFTさんの廃業予定を知ったのは昨年のことになります。以後、OFT・スミス両社の役職者間の会合によって、OFTさんの販売品を一部スミスにて引継ぐことになりました。
以後、各担当者がその準備に追われているところです。パッケージ変更、新規のJANコード取得、資材の仕入れ業者との折衝等々、いかんせんアイテムが多い為に目が回るような忙しさとなっています。

一人の釣り人として、OFTさんの廃業は残念でなりません。競合メーカーが減って喜んでいるなんてことは全くない。むしろ逆で、OFTさんが居てくれたからこそ実現出来たこともある。

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その一例が、ヘドンの210サーフェイス。いわゆる復刻物ですが、これをやるには相当な数量を生産しなくてはならない。1社だけではとても抱えきれないのです。
210サーフェイスは、OFTさん、魚矢さんと協力して3社で復刻させた。カラーに関しても重複が無いように話し合って、価格に関しても3社で検討をして決めていった。そうした製品もあるということです。

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そして個人的に一番お世話になったと思えるのは、やっぱりバグリー。バグリーはOFTさんの他、アングルさん、大丸興業さんなども輸入販売を手掛けていましたが、最後までしっかりと販売を継続してくれたのはOFTさんだけでした。
なお、バグリー製品に関してはスミスでも販売を引き継いでおらず、今後の日本での販売は全くの白紙状態です。

OFTさんは製品の販売だけでなく、日本のバスフィッシングシーンをも大きく変えた存在です。その1つが、池原ダムに放流されたフロリダバスです。勿論当時は外来生物法はなく、地元の下北山村の賛同を得て放流された魚ですが、この放流はOFTさんの協力があってようやく実現したものです。この放流がなければ、今頃は池原ダムも特別な湖ではなかったはずです。結果として、今でも池原ダムに足を運ぶ釣り人が大勢おり、地元の活性化にも貢献している。

やがて姿を現した池原ダムの大型バスを狙って、多くのルアーメーカーが製品プロモーションに凌ぎを削るようになりました。それ自体については別にいい。ただ、そうしたプロモーションを進めてきたメーカーで、OFTさんに対する敬意を見せるところが皆無だったのはいただけない。池原ダムで大型バスが釣れるのはOFTさんのおかげです。その恩恵を受けているのだということを忘れないで欲しい。

釣り人口は減り、強い逆風によってバス釣りも大きく衰退した。そしてとうとう老舗メーカーの1社が消えてしまった。
自分も将来、職を失うかもしれない。この業界に明るい見通しなんてほとんど立てられないのだから、釣り業界人は常にそうした可能性を頭の隅に入れておいた方がいい。

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埼玉県のオオクチバス、リリース禁止再更新へ。4 [物申す!]

埼玉県におけるオオクチバスのリリース禁止は更新され、2年先までは継続されることになった。しかしながら、その議論は次のステージに移ったと思っている。

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バスを活用したい遊漁側とバスを駆除したい漁協側との討論は常に平行線を辿り、それが交わることは決してない。互いが信じる正義や価値観が正反対だから。ある意味、宗教間の思想の違いに近いものがあるかもしれない。埼玉県内水面漁場管理委員会の現委員長(学識経験者代表)は、この議論に終わりが見えないことを察してストップをかけた。

漁協がバスに対する強い拒絶反応を示しているのも確かだが、県内の釣具販売店やメーカー、釣り人の数が多く、その受け皿となる場所が必要というのは委員会内でも認識されている。少なくとも今の状況のままでは遊漁側が到底納得しないということも。

今後は、オオクチバスの良し悪し云々ではなく、県内でリリース禁止の除外水域として可能性がありそうな場所を提示し、その可否を委員会で検討していくことになる。そしてその提示というのは遊漁側がしていくしかないだろう。
但し、埼玉県内の水域において釣りが成立するほどオオクチバスの個体数が残存している場所というのはほんの数箇所しかなく、果たしてその場所が県の水産や漁協が提示する条件を満たしているのかどうかとなると、果たして提示できる場所があるのか、その可能性は極めて低いと思わざるを得ない。

ただ、もし条件に見合う場所があるというのなら、それは比較的すんなりと埼玉県内でのリリース禁止除外水域として認められるようにも思う。県の水産課も含め、今の委員会においては遊漁側が納得する「落とし所」を模索している雰囲気になっているからだ。

で、もしも埼玉県内にオオクチバスのリリース禁止の除外水域が設けられることになったとした場合。それは決してゴールではなく埼玉県のバス釣りが迎える新しいスタートになる。そしてその向かう先には安泰な未来が待っているなんて思わないで欲しい。

千葉県の房総では、亀山ダムや高滝湖という成功例があったからこそ、ここ数年で豊英ダム、三島湖、戸面原ダムも追従をした。バス釣りで得られた収益でワカサギやヘラブナの放流も行い、周年釣り人が賑わうサイクルを成立させた湖もある。では埼玉県でそれと同じことが出来るかというと、それは難しい。

御存知の通り、埼玉県には貸しボートでバス釣りを楽しめる水域というのが存在しない。ほぼ岸釣り。だから現地周辺の経済効果云々というのもたかが知れているのだ。こうした経済効果の恩恵なくして、地元の方々からバスアングラーが歓迎されるなんてことは決してない。岸釣りの場合は特に、迷惑駐車やゴミ、騒音問題などで早々に締め出される可能性だって十分ある。

唯一可能性があるとしたら、それはしっかりと入漁料を払って釣りをすることだ。もしも埼玉県内にリリース禁止の除外水域が出来たとしたら、そこから先は是非とも入漁料を払ってバス釣りをするようにして欲しいと思う。埼玉県のバス釣りの未来を創っていくのは私達有志ではなく、埼玉県のバスアングラーの皆さん自身に他ならないのだから。

そろそろ変わろう、釣り人も。

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埼玉県のオオクチバス、リリース禁止再更新へ。3 [物申す!]

これまでも、埼玉県内にはバス釣り用品を取り扱う釣具販売業者が大勢いるという点を内水面漁場管理委員会にて伝達してきたわけなのですが、今回はそれを具体的な数として提示すべく自分が集計を行いました。ここでは出しませんがリストも製作しました。

現在、埼玉県内には79店のバス用品販売店があります。メーカーは7社あります。

メーカーは全国展開しているとしても、販売店はそうではない。その経営者、従業員ならびにその扶養家族まで含めて考えると、埼玉県内でバス釣り用品を販売して生活の糧としている人の数というのは数百人という規模になる。

そしてオオクチバスがリリース禁止となった2014年以降に閉店した販売店は3店、バス用品の取り扱いを止めた販売店が1店あります。リリース禁止という委員会指示が出たことによって県内の釣具販売店がダメージを受け、持ち堪えられなくなるところが出始めてきたということです。
そして、変わらず営業を続けている販売店においてもリリース禁止後には売り上げを落としているというところが多い。これは私とプロズファクトリーのMさんが県内の釣具販売店を周り、アンケートを取って集計した結果に基づいています。

こうした現状がある以上、私達も県内でのオオクチバスのリリース禁止というのをそのまますんなりと受け入れるわけにはいかない。大勢の人の生活というものが懸かっている。

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しかしながら埼玉県の漁協関係者のバスに対する嫌悪感というのは半端ないものでした。これはある意味、理解に苦しむ人も多いのではないでしょうか。だって埼玉県内のオオクチバスなんて問題視するほど居ないでしょうに?
でも漁協の方はバスは多いとおっしゃる。網に沢山入るとか、浅場で群れているとおっしゃる。委員会の席でもそう発言をする。もちろんそれは嘘だろうとまでは言いませんが、あまりにも釣り人側の実感とはかけ離れているように感じます。自分、埼玉県内のオオクチバスは幻の魚だと思っているので。

ただ、これだけははっきりとわかる。漁協の人達はバスアングラーのことを相当に嫌っていて、全く信用をしていない。入漁料も払わず釣りをしているし、隙あらばバスを増やそうとしているとまで思い込んでいる。2月9日に開催された委員会内における複数の漁業者代表からの発言ではそう受け取れた。だから彼らは、バス釣り側からの意見を代弁する遊漁代表の要望については断固として拒絶する姿勢を示した。

でもこれは釣り人側にも大いに反省すべき点があると思う。

地域によっては入漁料を支払って釣りをするバスアングラーが多い県もある。これは入漁料が必要とされる魚種が釣れるようなフィールドだったり、そもそも貸しボート料金に入漁料が含まれていたりするケースが多い事にもよると思う。
一方、埼玉県では貸しボートでバス釣りを楽しめる場所というのはなく、そのほとんどが岸釣り。そして入漁料を払って釣りをするという人は少ないだろう。その根拠としてよく挙げられるのが「魚種認定されてもいない魚を釣るのに何故お金を払わなくてはいけないのか」、「放流されているわけでもなく、それどころか駆除までしているのにお金なんて払えるか!」というもの。

その気持ちは痛いほどわかる。自分もバスアングラーですから。でも、漁協を敵に回してきた結果が今の現状を生んでいるということも知って欲しい。

これまで何度も書いてきたことですが改めて記しておきたい。
内水面漁場管理委員会がバスのリリース禁止を決める。誤解している人が多いが、内水面漁場管理委員は役人ではない。委員の半数は漁協関係者です。リリース禁止にするかしないか、その裁量権を持っているのは行政ではなく漁協なのです。漁協を味方に付けるか敵に回すかにより、バス釣りの未来は変わる。

これは埼玉のみならず、他県の人も肝に銘じておいて欲しい。

(つづく)

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埼玉県のオオクチバス、リリース禁止再更新へ。2 [物申す!]

これまで公にはしてきませんでしたが、今回の委員会指示更新に向け埼玉県内の関係者有志が情報交換やミーティングを重ねてきました。それぞれが仕事を終えてから夜間に集合して話し合いを重ねてきたのです。そして自分はその中心メンバーの一人です。時には漁協の関係者、そして遊漁代表の委員の方にも参加していただいて議論を重ねてきた。

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(自分は日釣振のヒトではないんですけどね)

道理で自分、やたらと忙しいわけです(汗)。本業以外の部分でも相当な時間と労力を費やしているわけですから。そしてこれは他の有志メンバーも同じだったと思う。でも、誰かがやらなければいけない事なので。

埼玉県内においてオオクチバスのリリース禁止が決まったのは平成26年2月の第390回の委員会においてです。その後から私達の活動は始まった。
そして平成28年2月に開催された第396回委員会において、オオクチバスのリリース禁止は更新されたものの、ある付帯決議を付けることに成功しました。それは埼玉県内の釣り人、釣具販売店、関連メーカーといった人達の存在を考慮し、その受け皿となるようなリリース禁止の除外水域を設ける方向で検討していく、というものでした。

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そしてその付帯決議に基づき、昨年に開催された第401回委員会においてはオオクチバスのリリース禁止の部分解除についても話し合いが行われました。オオクチバスに関してはリリース禁止を除外してもいいのではないか?特定の除外水域を設けてもいいのではないか?そのような議題での検討もなされた。しかし結局は具体的な結論には繋がらず、そのままの状態で更新日を迎えることになりました。

何故その場で結論が出せず先送りになってしまったのか。その最たる要因は、誰も具体的な除外水域候補が示せないことにありました。房総のダム湖や長野県の野尻湖、或いは河口湖や芦ノ湖のようにバス釣りを有効活用している水域というのが埼玉県内には存在しない。だから「現場からの強い要望」という強力なバックアップがない。1箇所あったのですが、ムーミン谷に取られてしまったので・・・。

有志での活動を進めていくにあたり、自分は埼玉県内のオオクチバス釣り場に関しての調査を進めていきました。バスの生息の有無、釣り禁止でないかどうか、周辺河川との繋がり、管轄する漁協、等々。
そして一番重要な部分であるにもかかわらず、一番数値にしにくい部分がありました。それは「どの程度のバスが居るのか」という点です。それを正確に調べようと思ったら水を全部抜いて魚の個体数をカウントしないとわからない。でも現実的にそれは無理な話です。

そこで自分が行ったのが、インターネット上で釣り場名で検索を掛け、そこで収集できる釣果情報をデータベースとして集計していき、その釣り場での平均釣果を数値化するというものでした。そしてその結果は驚くべきものでした。自分自身が「ここは埼玉県内でも有名なバス釣り場だろう」と思っていた水域も、今ではほとんどバス釣りが成立しないレベルの釣獲率でしかなかったのです。

1回当りの釣行で平均2尾以上の釣果が上げられているのは秩父にあるKダムのみでした。次いで、平均1尾以上の釣果が上げられているのはS沼とB沼だけでした。

かつては有名なバス釣り場だった権現堂などは平均釣果が0.10尾。幸手放水路で0.15尾、高須賀池で0.16尾。つまりは10回釣行して1尾釣れるというペースでしかない。どれだけ幻の魚なんだ、埼玉のオオクチバスは(汗)。
でもそれなどはまだマシな方で、そもそも釣果情報自体が見当たらないか、相当に古い情報しか見付からない水域も多かった。そうした場所ではほぼバスがいない状態にまで陥っていると見ていいでしょう。

バス釣り場としての知名度がある水域であっても現時点ではほぼオオクチバスが壊滅に近い状況の場所がかなり多く、埼玉県内で現実的にオオクチバス釣りが成立するのはほんの数箇所しかないという現状でした。駆除活動とは無関係の場所でそのような現状なので、長年のバス釣りプレッシャーによってオオクチバスの個体数が激減したと見て間違いないでしょう。

私達の当面の目標は、埼玉県内においてキャッチ&リリースが可能なリリ禁除外水域を作る事です。ですが、仮にそれが認められたとしてもその水域がほとんどバスなんて釣れず、行く人も少ないような場所だったらどうなんだろう。漁協や周辺地域に対する経済的なメリットも何も生まないという結果になりはしないか。そんなことに果たして意味があるのか。

ちなみに埼玉県内で最も多くのオオクチバスが駆除活動で捕獲されているのは秩父にある浦山ダムという湖です。ここは釣り禁止ではないもののバス釣りのみが禁止されています。バス釣りをする人がいない湖ほどオオクチバスが多く温存されているというのは何とも皮肉な話です。

(つづく)

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埼玉県のオオクチバス、リリース禁止再更新へ。 [物申す!]

本日2018年2月9日、埼玉県の県民健康センターにて第402回埼玉県内水面漁場管理委員会が開催されました。

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議案は幾つかありましたが、その中に外来魚の再放流禁止に関する委員会指示の更新があった。要は埼玉県内のバスのリリース禁止をこの先2年どうするか、ということを決める会議だったわけです。

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今回はBasserの堀部さん、Rod and Reelの山本さん、ライターの横沢さんと共にこの委員会を傍聴しました。

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(本来、委員会の傍聴においては許可がない限り撮影や録音は禁止されています。ですが今回は出版社の傍聴があるという事で委員全員の了承を得て写真撮影および記事の掲載が許可されました。委員の皆様に感謝いたします)

結果から申し上げます。この先2年、埼玉県内の公共水域におけるオオクチバスのリリース禁止が更新されてしまいました

この日に向けて尽力してきたつもりでしたが、及びませんでした。かなり落胆しているところです。埼玉県内の関係者の皆様、そしてバスアングラーの皆様、本当にごめんなさい。

この日に検討された議案は幾つかあるのですが、県内の漁場計画や鯉ヘルペスに関する議案に関しては特に異論が出ることもなく、いずれも10分足らずですんなりと決議。しかしながら、外来魚の再放流禁止の更新に関する内容に関してはおおよそ1時間にもわたって激しい議論が展開されることになりました。

遊漁の代表委員は、今後の釣り文化継続のためにもオオクチバスについては再考して欲しい。県内において除外水域を設けることを検討することになっていると主張。県内の「別所沼」でのかいぼり結果(捕獲された魚は1700尾以上に及んだがバスは2尾のみ)、埼玉県内のバス関連用品の販売店数(全79店)などを挙げてもらいました。

これに対して漁業代表の委員も一歩も引かず。バスは多い、小魚が食べられ居なくなった、元々居ないはずの魚を認めてくれという事自体が間違っている、と激しく反論。漁協関係者がとことんバスを嫌っているという現実が浮き彫りに。

コクチバスはともかく、埼玉県内でオオクチバスが多い水域なんて秩父のダム程度のものだし、他の水域に関しては個体数が多いとは思えない場所がほとんどだと自分は思う。自分も以前は中川の川べりに住んで、暇な時には釣りをしていましたからね。全然釣れませんでした。掛かるのはシーバスやナマズばかりでバスはほぼ居ないと思った。権現堂にも行きましたけどひたすらボウズ続きでした。埼玉、バス居ねぇ~。
ただ、漁協関係者が「バスは多い」と言ってしまうと会議の場ではそうなのかという事になってしまう。実際に川や湖で漁をしている人なわけですから。

今回に限らず、バスの擁護派と反対派の意見をぶつけていくとどうしてもそれぞれにとって好都合な事例ばかりが持ち出され、結果として話がまとまらず平行線で終わってしまう。今回も遊漁側と漁協側の妥協点というものは全く見出せなかったように思いました。

ただ唯一の救いであったのは、この埼玉県内の外来魚問題に関しては今後も継続して議論を進めていくことになったことです。これに関しては、委員長と県の水産も同意の上で、今後どのような形で決着させていくことが良いのか引き続き前向きに検討していくことになった。但しこれには条件があり、何か具体案を以て議題提起することとされた。そうしないとまた同じ内容の議論が繰り返されるということを懸念してのことでした。確かにその通りです。

今回、2年先(平成32年3月31日)までオオクチバスの再放流禁止が更新されてしまいました(勿論、コクチバス、チャネルキャットフィッシュ、ブルーギルも同様です)。但し、良案が提示されることがあるならばそれは2年先の更新を待たず検討されることになる。更新を待たずして部分解除の可能性もゼロではないということです、一応は。

が、かなり難しい案件であることは確かです。

(つづく)

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