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台風15号による戸面原ダム被害とボートセンターの現状 [災害ボランティア]

※以下の内容は2019年9月15日の現地の様子となります。

ニュースでも連日取り上げられていますが、台風15号による千葉県内の被害は大きく、現時点においても停電や断水が続いている地域があります。通信が途絶えているため携帯電話も使えず、現地からの情報発信が出来ないというケースが少なくありません。そのため、現地が一体どうなっているのかわからないという地域も多数あります。

房総リザーバーの貸しボート屋さんの中にも、台風以降のホームページやSNSの更新などが全くなされず、一体どうなっているんだろうと気掛かりなところがいくつかあります。戸面原ボートセンターもまさしくそのケースでした。非常に気になっていたもので、物資を車に積み込んで行ってきました。

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まず結論から記します。

【現在の現地の状況は?】
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現地では今もなお停電および断水が続いています。携帯はDocomo、au、softbank いずれも使えません。

【ボート屋さんは営業している?】
営業しています。今日もバス、ヘラ共にお客さんがいました。電話が繋がりませんので予約を入れることは出来ません。直接来ていただくことになります。

【建物の被害はあった?】
入口のヒサシが損壊したそうですが、屋根が損壊して雨漏りがしたり、壁やガラスが損壊して防犯上の不安を感じる状況にはなっていません。
周辺の家屋では屋根をブルーシートで覆っているところも多く現地に着くまで不安で仕方なかったのですが、少しホッとしました。

【ボートは大丈夫?】
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流出したボートの回収もほぼ完了しており、貸出に必要分のボートの清掃も完了しています。桟橋は一部破損があったそうですが業者さんがすぐに来て直してくれたそうです。桟橋の上には木屑や枝などが散乱していましたが、本日私が綺麗に掃除をしておきましたのでこれまで通りに普通に使えます。

【注意点は?】
依然として停電と断水が続いています。そのため建物内も桟橋も電気が点きません。トイレも水が流れませんので使用後はポリタンクの水で流してもらうことになります。

【現地への道路状況は?】

ここで現地への道路状況を説明します。ほとんどの人が同じルートだと思いますが、館山自動車道の富津中央ICで下り、国道465号線~県道88号線にて向かうルートです。

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館山自動車道の君津PAは上下線ともトイレは普通に使えます。電気も点いていますし水もちゃんと出ます。
上下線とも仮設トイレが設置してあったので少し前までは使用に支障があったのかもしれません。現地に向かう際にはここでトイレを済ませておきましょう。下道に降りてからのコンビニは閉店しています。

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高速道路を下り国道465号線を直進、浅間山運動公園の交差点を左折しますが、ここまではまだ信号機は点いています。そこを直進した突き当たりのT字路(湊小学校下交差点)より先の信号機は点いていません。

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湊小学校下交差点を左折して少し進むと左手にセブンイレブンがありますが、停電のために営業していませんでした。看板が半分飛んで無くなっています(汗)。

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国道465号から県道88号線に分岐するY時路のところにあるファミリーマートも営業されていませんでした。

現地での飲食物は入手困難ですので、あらかじめ準備してくる必要があります。

県道88号線を進んでいくと、あちこちの路肩に倒木や大量の枝などが寄せられています。台風直後は通行に支障があったものと思われますが、今日の時点では大丈夫でした。

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戸面原ダムの入り口までもうすぐ、という辺りで電線が斜めに垂れ下がっていて片側だけしか通行できない場所があります。パイロンが立てられてありますので注意して通って下さい。

おおむね、道路状況に関してはあまり心配することはないと思いますが、信号機が点いていないため交差点での通行にはくれぐれもご注意下さい。

【現地で必要とされているもの】

私もそうでしたが、今日も多くの常連さんがペットボトルの飲料水、ポリタンクに入れた水、インスタント麺や菓子などの食材を持参していました。停電や断水があとどの程度まで続くのかにもよりますが、当面凌ぐのには十分な量は集まっているように思えました。
汗拭きシートも複数集まっています(考えることは皆同じ:笑)。
自分はガスコンロを持っていきましたが、ガスは問題ないのでコンロは使えるそうです。
ガソリンは近所のスタンドが営業されており、現在では特に混んでいるということもなく並ばずに普通に入手できるとのこと。また、バッテリーから電源をとるコンバーターもお持ちでした。
建物内が水漏れするような損壊は出ていないのでブルーシートも必要ありません。

何か必要なものがあれば持ってくるので言って下さい!と申し出たのですが、おかげさまでいろいろ持ってきてもらっているので現在では特にないとのことです。周囲の人から物資を提供してもらうことに対してとても恐縮していたので、これは相沢夫妻の人柄からくる回答かなとも思いますが、私の目から見ても緊急に必要そうなものはなさそうに思いました。

唯一欲しがっているものは「情報」です。いかんせん通信手段が断たれ電気もない状況であるため、今日の天気予報すら御存知ではありませんでした。これからの天気のこと、そしてもし周辺で停電や断水が解消された地域があるとか、近隣の湖のボート屋さんの状況などをご存知でしたら伝えてあげると喜ばれると思います。

【釣況は?】

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現在も営業はされていますので、釣りに行きたい方は是非利用してあげて下さい。湖面は流木だらけで、水の色も泥濁りですので状況としては良くありません。台風前と比較して一気に釣れなくなったとのことで、さすがにこれだけ濁ればしょうがないだろうと思いきや、7~8尾とか10尾だそうです(汗)。確かに40~50尾釣れていたのが7~8尾に落ちているのは間違いないのですけど、霞ヶ浦水系で8尾釣るのって1日じゃまず無理ですからね。

ただ、通常よりも危険度は増しているはずです。岩盤の崩落、走行中の沈木への衝突なども危険性が増していますのでくれぐれも注意の上で釣行をお願いいたします。もし何かあっても電話が使えないという点もお忘れなく。助けをすぐに呼べないということです。あと、後片付けは暗くなる前にするのがいいかと思います。

繰り返しになりますが、上記内容は2019年9月15日時点のものです。停電や断水が解消さえされれば不便は解消されると思います。現在は停電のために更新が止まっていますが、最新情報は戸面原ボートセンターさんのホームページで確認するようにして下さい。戸面原ボートセンターの被害を心配されていた方も多いかと思いますが、とりあえずは安心してもらって大丈夫です。あとはとにかく停電と断水が復旧することを祈るのみです。

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2018-07-07 [災害ボランティア]

関東にいると別世界のようにも思えてしまいますが、ニュースの映像から飛び込んでくる各地の大雨被害が気掛かりでなりません。被害が局所的ではなくこれだけ広域に及んでいるという点にも驚きました。関東は今日も雨なんて降らなかったけれども、それは梅雨前線の位置がたまたま関東にはかからなかっただけ。関東だっていつ同じようなことになってもおかしくないと思います。

今回は特に亡くなっている人や行方不明者も出ていますので、水害の中でも特に酷いものに思えます。

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冠水した住宅は水が引いてからも大変です。畳は泥臭くなって駄目になります。濡れた畳はとても重く、廃棄するにも大変です。家財道具なども多くの物が使えなくなり廃棄するしかなくなる。町のゴミ処理能力がパンクして町中に幾つものゴミや瓦礫の山が出来ていきます。

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そして住宅の床下には大量の泥が溜まっています。この泥出しを行わずにいると、いつまで経っても家の中から湿気が抜けず、カビ臭さや泥臭さが抜けません。虫も湧きやすくなる。でも床下の泥出しは簡単ではありません。まず床板を剥がす必要があります。そこから人が入って作業をしますが、体の自由が利かない狭い空間で、しかも真っ暗です。勿論泥も重いです。体力のある男性でもキツイ作業です。年配の方には無理だと思います。ましてや高気温下での作業は相当厳しい。

自分は2015年に鬼怒川が決壊した際、茨城県常総市の水害地域へ災害ボランティアとして何度も入っていましたので、その大変さというものは経験で知っているつもり。冠水した街は、水が引いてからも本当に大変なんです。

関東の人もこれを他人事と捉えず、せめて自宅近くの避難所の場所位は確認しておいた方がいいと思います。特に川の側にお住いの人。普段は水量のない川でも甘く見ない方がいいと思います。
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りくぜんたかた思民 [災害ボランティア]

自分が陸前高田に足を運んだのは2013年の秋でした。

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古川沼という場所(元々は沼でしたが、津波により現在は海の一部となっている)で行方不明者の捜索を行っていました。

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結果、何も結果を得ることが出来ず精神的にかなり打ちひしがれたのと同時に、津波によって破壊された陸前高田の街並みを目のあたりにして大きな衝撃を受けた。

現在、古川沼での行方不明者の捜索は規模が大きく縮小され、月に数回しか行われていない。自分がこの捜索活動に再び加わることもなくなりました。

自分は陸前高田に対して何もすることが出来ませんでした。あまりにも無力過ぎた。今でもその事がずっと心に残っている。陸前高田は自分が見てきた被災地の中でも格段に状況が酷かったです。この街が復興することはあるんだろうか。今でもそう思える。

先日、とある陸前高田の施設から連絡を頂戴しました。どうやら陸前高田でボランティア活動をした経歴のある人たちに案内をしているようでした。

内容は、『りくぜんたかた思民ウェルカムバックツアー2016』というツアーに参加しませんか?というものでした。要約すると、過去にボランティアとして活動した人への感謝祭、そして今の陸前高田の様子を見て欲しいというもののようでした。過去に陸前高田で活動したボランティアに関しては「りくぜんたかた思民」と呼んでいるようです。

自分は陸前高田市民ではないけれど、りくぜんたかた思民ではあるようです。そのように称してもらえることはとても嬉しい。

しかし、折角お誘いいただいたこのツアーですが、自分はフィッシングショーOSAKA2016と重複してしまっているので参加することは出来ません、残念。重複が無ければ参加したかったです。思いを共有するりくぜんたかた思民の人達とも交流したかった。

残念ながらせっかくのツアーには参加できませんが陸前高田の今の様子は確かに気になるところではあります。数年内に足を運び、自分の目で確かめて来たいと思っています。

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常総市ボランティア活動終了、がんばっぺ!常総!! [災害ボランティア]

水害から2ヶ月経った今日、常総市災害ボランティアセンターから発表がありました。11月16日(月)より、災害ボランティアセンターは「地域支えあいセンター」へと移行する。今後は被災者の方々の生活支援に重点を置いた活動になっていくという事です。災害ボランティアの受入れに関しては市内並びに近隣在住者の登録制になるとのことです。

よって、県外からのボランティア受け入れに関しては、今週末を以て一旦終了ということになりそうです。

個人宅の片付けや清掃に関してはほぼ一段落したようです。しかしながら泥の詰まった市内の側溝、そして泥で埋まり瓦礫が散乱している農地を見ると、まだまだやらなければいけないことは沢山あると思っていましたが、常総市における自分の活動もここで終了することとなりました。

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こんなことを書いてはとても不謹慎なのですが、自分は同じ志を持った人達と共に力を合わせて被災地の人達の為に活動している時間がとても充実しているのです。

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困っている人がいるのならば助けに行くのは人として当然の事、自分はそれが当たり前だと思っている。でも今の世の中はそうじゃない。他人の為に自分の時間を使って無償労働するなんてアホらしいと考える人がほとんどです。
でも被災地に行くと、愛すべきアホが沢山集まってくる。そして自分もその中の一人。自分の居場所はここなんだなと実感する。


常総市の災害ボランティアの半数以上は、東日本大震災の際に東北に足を運んでいた人達でした。中には広島の土砂災害、年配の方の中には阪神大震災の際に現地入りしていたという人も。自分もそれなりにあちこち行ったけれど、まだまだ。

災害なんて起こらないのが一番、起きて欲しくはない。でももしまたどこかで大きな災害が起きたとしたら、その時はきっとまた同志の人達が日本全国から結集すると思う。その時まで、自分もヘルメットやスコップは仕舞っておこう。

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円滑なボランティア受け入れ体制を構築してくれた常総市災害ボランティアセンタースタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

自分と共に力を合わせ活動してくれた災害ボランティアの皆さん。頼もしくて、格好良くて、尊敬できる人達ばかり。共に活動出来たことを誇りに思います。

そして、今回の水害に見舞われた常総市の方々。本当に大変な思いをして、色々なものを失ってしまって、そしてこれからの生活が大変なこともわかっているのに、それでも訪問するボランティアをもてなそうとする優しさに心を打たれました。1日も早く元の生活が取り戻せることを心から祈ることしかできません。でも、必要とされれば必ずまた行きますから。

常総市、これからもずっと応援しています。
がんばっぺ!常総!!

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いざ、常総市へ。5 [災害ボランティア]

今日は常総市の原宿というエリアで活動してきました。災害時に多くの人が屋上の駐車場に避難したアピタ石下店からほど近い場所と言えばわかりやすいでしょうか。

今回は区長さんからの要請で側溝の泥出し。側溝の泥出しなんてこれまで何度も経験しているので自分は慣れている。でも今回の作業はちょっと違ったのです。

今回は住宅地の中の側溝ではなくて、田んぼの中を分断するように入っている側溝。見たら、もうほとんど泥で埋まっちゃってる!!それでも今日は25人チームだから終わるだろうと思いましたが、実は思いもよらぬ重労働が待っていました。

通常、住宅街の側溝であれば泥を出して、土嚢袋に詰めて、それを一輪車で運べばいい。今回、側溝の泥を出して土嚢袋に詰めるまでは一緒でしたがいかんせん田んぼのど真ん中、一輪車なんて入れない。舗装された道路なんて隣接してない。田んぼの中は通らないでくれと言われている。ドロドロ・グチャグチャのあぜ道をひたすら人力で土嚢袋を運び出すしかない!!ちなみに泥をたんまり入れた土嚢袋は30kgを超えます。途中から皆で申し合わせして入れる量は減らしましたがそれでも10~20kgくらいはある。

皆でやりましたとも、あぜ道の上でリレーを。当初は25名で作業していましたが午後からは応援チームも加わってくれ多少ははかどりましたが、それでも10~20kgの土嚢袋を延々とリレーで運び出すのは相当キツかったです。土嚢袋の総数200個は軽く超えていたんじゃなかろうか。

バス釣りをされる方なら、ボイジャー105Aを200個リレーすることを想像してもらえればだいたい合っているかと思います。今日は腰、かなりやっちゃったかもしれません。既に激痛。

けれどもそんな作業の中にも女性がいます。今日は特に多くて全体の3割ほどいたのではないかと思います。ボランティアは自分で仕事は選べません。力仕事が嫌だとは言えない。それでもちゃんと文句ひとつ言わずに作業をしてくれました。中には女性同士で、さらに女性一人で来たなんて人もザラにいる。ここに来ている人達は女性と言えども気合が違う。

また今回のグループの中には、鹿児島から来て連泊しているという人もいましたし、なんとスイスの方が2人も。もちろん滞在中に時間を作って来てくれたのでしょうけど、その心意気が素晴らしいとしか言いようがない。それにひきかえ・・・おっと、止めておこう。

今日のボランティア参加人数は313人だったそうです。ちなみに先週の土曜日は766人だったのです。半分以下になってしまった。もしかして高速道路の無料化措置が延長されたのを知らない人が多い?それとも11月に入って一段と減った?まだまだ需要、沢山あります。

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今日も泥だらけになりました。明日は筋肉痛で動けないこと確定です。

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鬼怒川決壊に思う事・4 [災害ボランティア]

災害から2ヶ月近くが経過し、テレビのニュースなどでも関連する報道をほとんど見なくなった常総市の水害。もしかすると既に忘れかけている人も少なくないのかもしれない。

一時は1日に3000人以上も集まった災害ボランティアも、今はその1割程度しか集まらなくなってしまった。そしてボランティアを対象とした高速道路の無料化措置が11月4日を以て終了することになっていました。そうすると遠方から参加するボランティアが減るので、ますます人手が足りなくなる。一体どうなってしまうのかとても気掛かりでした。

でも朗報が入った。11月30日まで高速道路の無料化措置が延長されることになった。自分は現地まで下道で行くので直接的には関係はないのですが、これでボランティアの減少は多少抑えられる。 ひとまずは良かった。
詳しくはこちら(注:PDFファイル)

自分は何度も現地に足を運んでいるのでおおよその現地の様子はわかっているつもり。でももしかすると、普通の人は何も知らないかもしれない。2ヶ月近くも経つのだから、もう片付けなんて終わっているのでは?と考える人が多いかもしれません。

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これらの写真は常総市災害ボランティアセンターのFacebookより 拝借しました。いずれも11月の写真です。個人宅の床下の泥出し、家屋や敷地内の清掃作業の様子です。未だにこんな作業を必要としている家がある。当然、家の中は吹き抜け状態です。暖房を入れられるような状態じゃない。既に朝夕はめっきり寒くなった。昼間の気温が上がらなくなる季節ももう近い。少なくとも個人宅の片付けは急いで終わらせてあげないといけない。

ちなみに11月2日の時点でボランティア派遣の要望件数は89件あるとのことです。これに対応するためのボランティアは1日あたり531名が必要となる。但し、1回の活動で終了するとは限らないので継続的な人数確保が必要となります。現状は、まだまだボランティアの人手が不足しているのです。

災害ボランティアには私のような個人参加の他に団体参加という方法があります。10名以上の団体にて参加するという場合は事前の申し込みが必要になる。

思うのです。バス釣りの団体とわかる名称のグループがこうした活動に積極的に参加してくれたらいいのになと。別に、どこかの組織に属していなくても構わない。10名以上の仲間が揃えば、それとわかる名称を名乗ればいい。

鬼怒川や小貝川で釣りをするために常総市を訪れるバスアングラーも多い。だからこそ、常総市民の人達にはバスアングラーは良い印象を持たれなくてはいけません。でも実際のところはどうなんだろう。特に川の側に住んでいる人達はバスアングラーの事をどう思っているだろうか?仮に悪い印象を持っていなかったとしても良い印象を持つまでには至っていないのではないだろうか。

だったらここで奮起して、良い印象を持たれるように頑張ってみてもいいんじゃないかな、と思います。ちょっと不純な動機と言えなくもありませんが、少しでも被災者の手助けが出来るのならそれに越したことはありませんから。

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鬼怒川決壊に思う事・3 [災害ボランティア]

ここのところ、数名ではあるのですが「自分も常総市への災害ボランティアに行ってきます」と言ってくれる人達が出てきてくれました。

ボランティア活動というものは誰かに強制されて行くものではないと思うので、自分の意志で行く気になってくれたというのはとても嬉しく思います。

遠方から車で常総市の災害ボランティアに出向く場合、「災害派遣等従事車両証明書」を発行してもらうことで高速道路の通行料金が免除されます。
詳しくはこちら(注:PDFファイル)
この制度を活用して、遠方から駆け付けてきた人達も大勢いました。中には東北や九州の人もいた。

ところがこの措置も、11月4日を以て終了となってしまう。それでも来ようとする人はいるでしょうけど、これまでとは比較にならない負担を強いられることになる。何より、この措置の終了に伴い遠方からのボランティアが激減するのは目に見えている。ただでさえボランティアの参加人数が激減しているところにきて、この追い打ちは正直キツい。

う~ん、現地はまだまだ人手を必要としているんだけどな。

災害ボランティアは被災地で写真撮影をしないよう通達されています。ですので私もボラセン周辺を除いては現地での写真撮影はしていません。被災者の心情を考えればそれも当然の事、でも現地の現状を伝えるには写真があるといいんだけど・・・

なので、常総市ボランティアセンターさんがフェイスブックにアップした新しい写真を何枚か拝借して掲載します。常総市にはまだこんな状態の場所があるということを知ってもらえればと思います。

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決壊現場付近の様子

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砂と稲藁に埋もれてしまった公園

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依頼者宅の庭の泥と稲藁を除去する作業

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水圧で折れ曲がったフェンス

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いざ、常総市へ。4 [災害ボランティア]

先週末は思いっきり釣りを楽しんだので、今日はまた常総市の災害ボランティアとして活動してきました。

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それにしてもボランティア参加人数の激減といったら・・・。シルバーウィークは1日3000人超だったのが嘘のよう。今日の人数はたったの365人でした。天候にも恵まれた週末だったというのにです。相変わらず住民の方々からは沢山の要請が来ているというのに人手が全然足りない。

片付けが進んでいないお宅が相変わらずあるようで、このタイミングでも床下の泥出しをされていたグループもあったようです。しかし最近になって少しづつ市内の清掃活動にも取り掛かれるようになってきたようです。歩道の清掃、畑に流れ着いている流木や漂流物の除去、そして何より側溝の泥掻きです。

今日は自分も側溝の泥掻きをしてきました。側溝の蓋を開けていくと案の定泥がドッサリ。これじゃ水が流れるわけがない。街中の排水機能が弱くなってしまっているので大雨が降ると冠水しやすくなってしまいます。また、側溝内で水が流れずにずっと滞留しているせいか、臭いもキツく、さらに蚊が大量に発生していました。衛生上もよろしくないのは明らかです。

で、老若男女入り乱れたボランティアチームでおおよそ100m程の区間の側溝の泥を綺麗サッパリと取り除きました。しかし、クソ重たい側溝の蓋を外すだけでも重労働。しかも泥を土嚢袋に詰めてそれを一箇所にまとめて、というのも相当な力仕事です。それでも、若い女性の人も80歳過ぎの年配の男性も泥だらけになりながら頑張っていました。

明日はまた筋肉痛だなこりゃ。

でも、自分達が綺麗にした区間なんて全体からすればほんの一部に過ぎない。常総市の側溝の8割以上はまだ泥が積もった状態なんじゃなかろうか。

自分も衣類がかなり泥だらけになりましたが、それは想定内。ちゃんと着替えも持ってきた。お腹も空いたし、帰り道はどこかで何か食べていこう。

でもやっぱり、一日中ドブさらいをしていると自分自身もどことなくドブ臭いんですよね。これで飲食店に入るのはちょっと気が引ける。止めておくか・・・

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しかし今日はボランティアセンターに戻ったところでなぜかほうとうの炊き出しがありました。こりゃありがたい!ということでおいしくいただきました。

今日は石下の沖三坂という地区での活動でした。鬼怒川の決壊地点がほど近く、移動途中には民家が流され何もなくなってしまった場所も通りました。震災後の三陸を思い起こさせる風景でした。

常総市が元通りに戻るにはまだ相当な時間が掛かります。それなのにもう水害の風化が始まっているような気がしてなりません。

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鬼怒川決壊から1ヶ月 [災害ボランティア]

このブログで災害ボランティアのことを書くとアクセス数が大幅に下がります(苦笑)。いかに興味のない人が多い話題なのかと痛感させられますが、ここは自分のブログなので書きたいことを書きます。

今日で常総市の水害からちょうど一ヶ月が経ち、メディアも思い返したようにその現状を一斉に報じました。その多くは決壊現場でカメラを回して、現在の堤防はこのようになっています、しかし家屋が流失した現場は一ヶ月経った今でもほとんど何も変わっていません、といった報道をしています。

常総市には「流された」ところと「浸かった」ところがある。流されたところというのは決壊場所の周辺のみで極めて限定的な範囲です。そこから数100mも離れると住宅は普通に立ち並んでいる。但しこちらは「浸かった」被害を受けています。そしてその範囲というのは驚くほど広い。

メディアが報道するのは、一見してインパクトのある「流された」場所が多い。ここは確かに今でもほとんど1ヶ月前のままと言えるかもしれない。この地区の住民は避難場所など自宅以外の場所に居る人がほとんどで、当然のことながら自宅の片付けなどに着手できる状態ではないのでボランティアもほとんど入っていない。だからほとんど変化がない。

一方「浸かった」場所に関しては、片付けや掃除が進んだ家だと傍目には災害前とさほど変わらないように見えるようになっています。だから外部の人達から見れば、もう緊急性は薄いように捉えられてしまうかもしれない。けれども間違ってはいけない。水に浸かった家の被害というのも相当なものだし、復興はこれからなのです。

鬼怒川が決壊した石下。そこから南にあたる水海道。結果として土地の低い水海道地区に水は流れ、深刻な浸水を引き起こし、水が引くまでの時間も要した。水が引くのが遅れた地域では片付けや掃除に着手するタイミングもそれだけ遅れている。早々に片付けに着手出来た地域に比べて、おおよそ1週間ほどのタイムラグがあった。

避難所などで早々にボランティアを要望する為の情報を得ていた人も居た一方で、情報に恵まれることなく身内だけで後片付けをする家もあった。特に高齢者には情報に疎い人が少なくなかった。そうなると当然、片付けのスピードに大きな差が生まれた。

近所の人から教えてもらい、ようやくボランティアを要請する。しかし現在、ボランティアは大幅に不足しており人手は足りない。呼んでも来てもらえないという日が続く。片付けは思うようにはかどらない。そういう家がまだまだある。

現地での片付けの段取りは、こうです。

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浸水して駄目になったものを家の外に運び出して処分する。洗えば使えそうなものもひとまずは屋外に運び出す。

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畳を上げて床を剥がし、床下の泥を掻き出す。家の広さにもよりますが、相当な量の泥を運び出すことになる。床を剥がせない部屋や廊下の下に溜まった泥については狭く真っ暗な床下へ潜り込んで泥を掻き出すしかない。相当な重労働で、家の人だけでやろうとしたら相当な時間と労力を要することになる。泥を掻き出したら、石灰を適量撒いて消毒する。

その後に床を戻し、壁や窓を含めて部屋を徹底的に掃除。屋外に出してあった物を綺麗に洗ってから室内に戻す。これが終わるまでの間はほぼ家の窓やドアは空いている。今はまだ昼間は寒くないからいいけれど・・・

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そして庭や畑には大量の稲藁やゴミ、泥が溜まっている。側溝も同様。こちらの掃除も必要。

しかし未だに、後片付けの初期段階という家も多いのだそうです。現在避難所に居る人が自宅に戻ったら、そこから始まる後片付けもあります。

今はまだ家屋の片付けが優先されているのですが、ゆくゆくは農地の整備も必要になる。大量の泥やゴミを除去しないことには農地に戻せない。

少なくとも、寒くなる前に家屋の後片付けだけは終わらせないといけません。そのための人手が全然足りていない。鬼怒川の決壊より1ヶ月が経過しましたが、今はそういう現状です。心と時間に余裕のある方は是非常総市災害ボランティアへ。

※災害ボランティアは被災地での写真撮影をしないようにとされています。写真は常総市災害ボランティアセンターのfacebookより拝借しました。

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いざ、常総市へ。3 [災害ボランティア]

昨日は1日思いっきり遊んだので、今日は気持ちを切り替えて常総市の災害ボランティア活動へ。

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シルバーウィークには1日3000人超えだった常総市への災害ボランティアは、今日は923人に過ぎませんでした。もちろん平日はもっと少ない。自分が思っていたよりもずっと早い段階でボランティアが激減してしまいました。その一方でまだまだ後片付けに追われる家屋が多く、現地は完全に人手不足に陥ってしまっています。

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自分はいつも一人で災害ボランティアに出向いていますが現地では10人ほどのグループを組むことになります。お互い全く知らない者同士。当然最初は何だかぎこちない雰囲気もあります。けれども皆、同じ思いで現地入りを志願してきた者同士ですから力を合わせて作業を進めて行くうちにとても強い連帯感が生まれてきます。作業を終了する頃には、このグループを解散するのは惜しいな、と思えるくらい。

ボランティアの人数に対してニーズが多過ぎるせいなのか、今日は珍しく5名のグループとなりました。皆さんそれぞれ1人で参加されているようで年齢もバラバラ。女性も1人いました。

70代前半の男性は何と奈良県からの参加で、1週間ほど滞在していく予定とのこと。東北の被災地にも数多く足を運んでいたベテランの災害ボランティアでした。横浜からバイクで来たという30代の男性も同じくかなり経験豊富な災害ボランティアでした。そして女性の方は岩手県山田町からの参加。震災の際、ボランティアにはかなり助けられたそうで今度は自分が、という強い思いを持ち単身で車を運転してきたのだそう。

このグループも最初はどこかぎこちなかったのですが、皆さんとても強い思いを持って現地入りしてきた熱い人達ばかりでした。ですのですぐに強い連帯感が生まれたような気がします。自分も決して半端な気持ちで来ているわけではないですが、その思いの強さは到底足元にも及んでいない気がしました。

今日訪問したお宅は水海道方面の、平屋の立派な家でした。しかし浸水の程度が半端ではなく、1.8~2m程度は浸水したようで多くの家具、そして車も3台駄目にしてしまったとの事。決壊の当日は家の周りの水位が高く流れも速かったため外に逃げることが出来ず、自衛隊のヘリで救助されたのだとか。

既に数回ボランティアが入ったそうで、自宅の後片付けはだいぶ進んでいる印象を持ちましたが、畑と庭に大量の稲わらが堆積しており、それを片付けてほしいとの依頼内容でした。確かに物凄い量でした。皆泥だらけの汗だくになりながらも、5人の力を合わせて何とか撤去しました。

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災害ボランティアそれぞれの、被災地・被災者に対する思い。自身が大変な目に遭っているというのに、訪問するボランティアを少しでももてなそうとする依頼者。災害発生時以来毎日大変な状況が続いているというのに足を運ぶボランティアの労をねぎらい礼を欠かさない災害ボランティアセンターのスタッフ。

ここには他人の事を本気で思いやる気持ちを持つ人ばかりが集まっている。心が洗われていくようです。

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10月に入り、さすがに朝晩は冷え込むようになってきました。でも、まずは家屋内を片付けないことには暖房も使えません。そしてあちこちに堆積している稲わらは腐り、悪臭を放ち始めています。撤去しなくてはいけない泥も、日を追って硬くなっていく。それでも後片付けがはかどっていない家が少なくない。ボランティアの要望の出し方がわからず最近まで呼ばなかった家がある。何度も要望を出しているのに抽選に外れてしまってなかなか来てもらえない家もある。完全に人手不足です。

現在は18歳以上であればどこにお住いの方でも常総市の災害ボランティアに参加できます。車で行かれる方、高速料金が免除される制度が活用できます。電車で行くことも現在は可能になりました。お時間のある方、ぜひ常総市災害ボランティアに参加して下さい!よろしくお願いします。

詳しい事は常総市災害ボランティアセンターのHPをご覧下さい。

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