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山形県、外来魚の再放流禁止に関するパブリックコメント募集へ。2 [物申す!]

昨日もお伝えした通り、山形県でバスの再放流禁止に関するパブリックコメントの受付が9月下旬から始まります。今のところその詳細は明らかにされていないので県外在住者の意見も有効なのかどうか等、不明な点がいくつかあります。ひとまずは山形県からの正式なアナウンスを待つしかないでしょう。

外来生物法が策定される時は、環境省が募集したパブリックコメントでした。けれども今回は違う。山形県内水面漁場管理委員会に向けたパブリックコメントとなります。さらに詳細に内水面漁場管理委員会の委員の方々の肩書を記すと以下のようになります。

山形県南漁業協同組合長
山形県内水面総合漁業協同組合長
最上川第二漁業協同組合長
最上川第八漁業協同組合長
もがみ物産協会常務取締役
山形大学教授(環境経済学)
元・県水産課長
遊漁クラブ役員(サクラマス、アユ釣り愛好家)

以上8名の方々が山形県内水面漁場管理委員です。今回募集されるパブリックコメントは上記8名に向けたものとなります。

9月12日に開催された委員会においては、依頼を受けた釣り団体が集めてきた釣り人側からの意見報告もなされた。おおよそどのような意見が集まったのかは容易に想像がつく。自分もバスアングラーだから。

そして釣り人からの意見を聞いた委員の方がこう言ったそうです。
「バス釣りの人達は自分達の楽しみを守る事しか考えていない」

今回、山形県において外来魚の再放流禁止が検討されることになった大きな理由の1つは、最上川で繁殖したコクチバスです。この事実を前に、釣り人側はどのような姿勢を示せば良いのか。

上述したように、内水面漁場管理委員会の委員の半数は漁協関係者です。最上川の漁協の方も複数いる。最上川は古くからアユや渓流釣りが盛んな河川です。長年、漁協がアユ釣り、渓流釣りが楽しめるよう、放流や管理などをきちんとされてきたのでしょう。漁協組合員の方々の川に対する思い入れも強いに違いない。

そこにきてコクチバスの繁殖、そしてそれを狙う釣り人が増えた。全ての人がそうではないにせよ、入漁料を支払う姿勢の無い人もいる。

漁協の組合員の人にしてみたら、コクチバスとそれを狙う釣り人に自分達が長年管理してきた川を乗っ取られた、と感じるはずです。そうした漁協の人達に対して、バスアングラーは何を意見することが出来るのか。

内水面漁場管理委員会というのは、県内内水面環境の保全や振興を目的として議論を進めていく組織です。カワウ、コイヘルペス、水質汚濁、渇水、アユの冷水病、魚の大量死・・・外来魚問題はそうした中の1つに過ぎない。そうした問題がある中でいかに環境を守り、遊漁、漁業を継続していくかが委員会の最たる目的です。

バスアングラーは自分たちの愛する魚を守りたい気持ちが強いがゆえにどうしても意見や論点がバスの擁護に終始する傾向があります。もちろん同じ気持ちは自分にもある。けれどもその意見はあまりにも利己的ではないか。そしてそのような利己的な意見が果たしてまかり通るだろうか。

通るわけがない。

釣り人側も今までと変わらない主張だけでは結果は何も変わりません。問題の根底を認識し、それに対して釣り人としてどう向き合い、取り組むのか。そうした真摯な姿勢があって初めて、釣り人側の意見にも耳を傾けてもらえる。人対人の話し合いというのはそういうものだと自分は思っている。

まぁ、以上はあくまで私の個人的な私見です。同意するも否定するも個人の自由。おまけに自分は山形県民ではありませんから、単なる1人の部外者に過ぎません。

ここから先は、山形県のバスアングラーの皆さんにその判断を委ねたいと思います。

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