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10年後のバス釣りは・・・3 [物申す!]

『ここのところ良く釣れていますよ!』このような情報は釣り人の活性を上げるものです。釣りに行こうという気にもなるし、道具の購買意欲も沸く。だから釣り業界においてはこぞってこうした情報ばかりをアピールする。

昔は4~5月といったらバス釣りのベストシーズンで、かなりの本数が釣れるというのが当たり前の話でした。そこでもしあまり釣れないという人がいた場合は場所や釣り方が合っていないのが原因で、それは上級者の人がきちんと手ほどきしてあげることで改善させることが出来ました。だから「ここのところ良く釣れていますよ!」という言葉には何の嘘偽りもなかったのです。

でも昨今の「良く釣れていますよ」ほど信用できないものはない。それは正確に言うと「良く釣った人がいた」であって、その他大勢の人は釣れていないのが現状だったりするからです。

特に今年の春は全国的に釣れない場所が多かった気がします。関東では霞ヶ浦水系、牛久沼、印旛沼、山中湖、津久井湖、神流湖。西に目を向ければ生野銀山湖、旭川ダム、三瀬谷、東条湖等々。大会で1尾でも魚を釣った人がほんの数名、酷いところでは1名、さらには全員ノーフィッシュだったなんてケースもある。大会に出るようなアングラーがスキルが低いとは思えない。

寒い時期には「暖かくなればきっと釣れるようになるだろう」
春になったら「アフターから回復すれば釣れるようになるだろう」
夏になったら「水温が下がれば釣れるようになるだろう」
秋になったら「ターンオーバーが落ち着けば釣れるようになるだろう」
・・・って、結局一年中釣れないんじゃないか!


魚が釣れなくなったのを異常気象だけのせいにしてはいけない。そんなものは釣れない理由としてはほんの数%の要因に過ぎない。だって昔は条件が悪いなりにもちゃんとバスは釣れた。じゃあバスが釣れなくなった最大の理由って何だ?魚の激減以外に無い。大勢の釣り人が結果を得られるだけの生息数がもう湖にいないのです。

自分も釣り業界の人間だから、景気のいい話が必要であることもわかっている。でもその話は沢山の情報の中から選りすぐったものではないか?そんな選りすぐった情報ばかりを過剰アピールしたところで、その情報内容と同等レベルの結果を得られる可能性は非常に低い。そんなことばかりを繰り返していたら情報は信憑性を無くし、貧果からくる落胆ゆえにバス釣りから離れる人も出てくるかもしれない。

もちろん、どんな状況であろうと何とかバスを仕留めてみせるという前向きな姿勢で釣りを続けるのは悪いことではない。そのようなストイックな釣りにも魅力を感じるのは私も同様だ。

でも、もうそろそろ皆でしっかり認識した方がいい。
『バス釣りが成り立たなくなってきた湖がある』ということを。
もう黄信号を通り越して赤信号になりかけている湖は1箇所や2箇所じゃない。


前述の湖において、おそらく10年後にはバス釣りが成立しない状況に陥ることは想像するに難くない。今必要なのは、釣れない湖でも何とか釣る方法を模索することではなく、もっと抜本的な策を講じることのような気がしてならない。
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零細あきんど

この業界でメシ食ってる人ですら、
いまだに選挙も行かずにネストのバス釣ってるんだから、

魚が減るのも当然ですよね~。



池島さんがもっと表に出て、釣りテクニック以外の、

バス釣り人の「社会性」部分を考えることを啓蒙する
時期じゃないですか。


貴殿がお勤めの会社は、昔からその部分を大事にしながら
やってきたように思いますし、

刹那的な釣果至上主義に踏み込まないスタイルが、
個人としてはとても魅力的だった。


とはいえその姿勢・戦略が、マーケットにあんまり支持されてないように見える現状では、
バス釣りを好む人種自体が、そもそも中期的に物を見て考えることができないグループなのかも。

…と、朝からネガティブなことを他人のブログに書いたりしてはイカンですな。



by 零細あきんど (2013-05-30 09:21) 

麸

バスで飯を食いながらネスト打ちとフンガー持ちをするバスプロが蔓延る以上、

この業界はしれていると断言できます。
by 麸 (2013-05-30 20:39) 

IKE-P

自分が伝えたいのはネストの釣りがどうとか、そういうことではないんです。

瀕死の湖がある一方で、人も多く大会も盛んなのに魚がちゃんと釣れる湖がある。その違いは何なのか?そして瀕死の湖はなぜそのような状態に陥ってしまったのかを明確にし、抜本的な対策をする事です。

例えば霞ヶ浦であれば、キャットフィッシュが悪影響を及ぼしているのは明らかです。であればそれを何とかする必要がある。

相模湖は比較的魚がいるのに津久井湖が壊滅的なのはなぜ?その違いさえ明確になれば、何か打開策を打てるかも知れない。

山中湖は折角公認の湖なのだから、もっと漁協に頑張ってもらえるように働きかけるべき。

そうした湖ごとに出来る限り有効な施策を打ち出すこと。そういう機運が釣り業界、釣り人、地元の意識として高まることが必要です。
by IKE-P (2013-05-30 22:23) 

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