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そこそこ、というコンセプト [リール]

その昔、ベイトリールは重かった。アンバサダーの5000番で300g台。しかも当時はこれをクソ重たいチャンピオングリップに装着して使っていたのだから、今時のタックルと較べたら隔世の感さえあります。当時はアブのリールこそが最高峰で、その耐久性たるや一生物だと言われていました。

しかしその後リールは軽量化への道を進み始める。それはまず小型化から始まった。アンバサダーにも2500C、1500Cが登場しました。これは手の小さな日本人にも大いに受け入れられ、リールの標準サイズが見直されるほどになった。

やがて時代はハイテク時代に突入し、電磁誘導ブレーキ、ゼロフリクションレベルワインドといった新機能を争うようになり、軽量化はここで一時その進化を止めることとなる。新機能を追加すれば、その分重くなるのが普通ですからね。

しかしやがてハイテクは淘汰されていった。中には故障が多いものやまるで使えないものもあり、結果としては実戦的なものだけが残っていった。リールとしては、意外にもシンプルな傾向に落ち着いていったように思います。そしてそれと共にまたしても軽量化が求められる時代になった。素材の進歩もあって、200gアンダーのリールなんて珍しくも何とも無くなった。

けれどもそれが100g、80g、50g・・・と軽量化されていくことは決してない。リールという機械が糸を巻き取る構造である以上はギアもベアリングも不可欠。その辺りの重さというのを消去することは出来ないからです。おそらくは、150g前後が限界なのでしょう。だからそこに一度近付いてしまったら、もう「軽量化」を大きなセールスポイントとして打ちだすことは出来ません。

でも最近の最新リールは耐久性がウリと称して200g台半ばだったりするものも多いようです。何だか、時代が行ったり来たりしているような?

個人的には、極端に軽いリールはいらない。耐久性が不安だから。でも極端な耐久性を重視しているわけでもない。普通のバス釣りにおいて、それは不要だと考えているから。だから私の場合は、そこそこなリールがいい。そこそこ軽くて、そこそこ耐久性もあればそれがいい。

でもこうした「そこそこ」って、リールのメーカーさんにしてみたら、コンセプトやセールスポイントにはしづらいものなんだろうな。
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ソフトルアー【1986】その3 [スミスルアー]

元々日本でワームの釣りが流行り出した頃はトーナメントワームやジェリーワームの6~8インチを使ったテキサスリグが主流でした。当然、ベイトタックルの釣りです。雑誌には「ワームは釣れる」だとか、ひどいものになるとエサ呼ばわりまでされていました。果たしてそんなに釣れるのだろうかと思い、私もトーナメントワームやジェリーワームを投げましたが結果は芳しくありませんでした。ワームの釣りに対して「釣れる」というイメージをどうしても持つ事が出来ずにいました。

それが一変したのは、ワームの主流が4インチに移行してからの事です。そしてスイミングワーム・テクニックが日本のライトリグの幕開けとなったのです。流行当初は、スライダーワームを除き圧倒的に多かったのがロングカーリーテールタイプでした。1986年のスミスカタログを見ても、その傾向を顕著に感じる事が出来ます。

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【フラターテール】

スイミングワームの流行当初は私もジグヘッドを使っていたのですが、ジグヘッドだとどうしてもアシ際などで引っ掛かってしまうので、私は極小シンカーを使ったテキサスリグをよく使っていました。私自身がスイミングワームを始めた頃はティーズワームとフラッタークラフトのウイグルテールワームを使用していたのですが、セルフウィードレススタイルとするには少し細すぎる気がしていました。

そしてフラターテールが登場し、これはイイということで当時の私の超一軍ワームとして大活躍したワームです。特に「モーターオイル」カラーは大のお気に入りで、将監川、長門川、道仙田、牛久沼、亀山ダムなどで毎回二桁釣果を楽々叩き出していました。当時は、このワーム、そしてこの釣り方を超えるものはもう出てこないんだろうなと本気で思っていました。

【ギルレイカー】

ゼタベイト社にもまた、スイミングワームにうってつけのワームがありました。それがギルレイカーでした。1986年にはまだ6インチしかラインナップされていませんがのちに4インチも登場してきます。またギルレイカーは、あの村田基さんがイチオシしたワームでもあり、相当数を販売したものです。ただ私自身はちょっと硬いのが気になっていたのと、片面が平面状になっているのがどうしても好きになれなかったワームでもあります。しかし仲間内での評価はかなり高かったです。

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【フローティングギルレイカー】

フローティングワームといったらストレートタイプを思い浮かべますが、それはもっと後の時代に流行ったバブルガムワームがあるからです。ゼタベイト社はフローティングマテリアルを用いたワーム作りを得意としており、当時は何とギルレイカーのフローティング版をラインナップしていました。フローティングタイプのスリップシンカー(?) と組み合わせて水面を引けば、ヘビのようにウネウネとした航跡を残しつつ泳いでくるというわけです。ある意味、元祖グラビングバズかもしれません。

【ディングアリング、スウィートウィリー、スリムレイカー】

この辺りはまだ旧態依然のワーミングを引き継いだものと言えるかもしれません。でも改めて見てみると、スウィートウィリーのようなストレートタイプは、今だったらワッキーリグにも良さそうですよね。
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2010-02-07 [日記]

この週末はとうとう釣りには行けず、仕事に追われる羽目になりました。いよいよ目前に迫った横浜のフィッシングショーの準備が大詰めなのと、私の手元にようやく開発中のシャッドプラグのスイムテスト用のプロトサンプルが届いていたからです。

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今日は会社の倉庫に出向いてフィッシングショーに持参する荷物をまとめ、それを終えてから近所の池でシャッドプラグのスイムテストに明け暮れました。が、屋外はとんでもない爆風!しかしそれでも時間は止まってはくれないので、スイムテストは強行。荷物を飛ばされたり、砂埃にまみれながらのスイムテストはなかなかハードなものがありました。

肝心のシャッドプラグはだいぶ理想に近付いてきてはいるものの、まだ合格点に到達できません。帰宅後はテスト結果と改善要望を製造工場にメールで指示。併せて進めているカラーサンプルもまだ合格に達していないものがあり、こちらもすぐに修正依頼を提出。いかんせん今のうちにやっておかないと、フィッシングショー期間に入ってしまうとそれもままなりません。

このブログを書き終えたら、今度はPCとニラメッコしながらの作業が深夜まで続きます。今の時期は一年で最も忙しい時期と言えるかもしれません。でも、来年からはそうじゃなくなるのかもしれないなぁ。
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3種のワッキーリグ・4 [タクティクス]

今回はノーシンカー・ワッキーリグによる垂直護岸必釣法を記します。実は以前にもそれらしい事を記したことは あるのですが、その際にはストレートワームによるワッキーリグではなく、イカ4インチによる手法を紹介した気がします。

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さて、ここでノーシンカー・ワッキーリグの特徴を1つ挙げてみます。それは「真っ直ぐ落ちない」ことです。これを利用しない手はないのです。例えばファットイカなどはスライドフォールする性能を活かしてカバー奥に入れたりする人は多いと思うのですが、ノーシンカー・ワッキーリグにおいてはその性能を活かして使っている人が実に少ない。それどころか何も考えずに使っていると知らず知らずのうちに逆効果になっていることさえあるのです。

ファットイカが「後方」にスライドフォールするのに対し、ノーシンカー・ワッキーリグは「横方向」にスライドフォールします。そのフォール姿勢はフックを刺す位置によっても変わってきますが、おおむね「頭側」にスライドフォールします(※ここ重要ですよ!)。

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だから、ノーシンカーワッキーリグにおいては頭の向きが非常に重要になるのです。必ずスライドフォールさせたい方向に頭を向けること。これが逆になっていると狙いたい場所からワームが離れていってしまいます。ワームの向きに無頓着でいると、知らず知らずのうちに釣れる魚をみすみす見逃すこととなるのです。

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このスライドフォール特性を利用すれば護岸際のエグレの中をライトリグで叩いてくることが可能になります。これは他のいかなるライトリグでも攻略不能な場所なはずです。プラグであればアイチューンでトレース出来ないこともありませんが、タフな時はどうしてもライトリグに分があるというもの。こうした垂直護岸、実はエグレているという場所は案外多く、護岸際を攻めているつもりでいても実際はそうじゃない。本当の壁際を叩いている人は僅かです。だからこそ釣れる。シェードになっていますしね。

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(割れ目の下の水面が見えますか?)

実際のところストレートワームのノーシンカー・ワッキーリグはファットイカのように明確に大きくスライドしていくことはなく、何となく?程度のスライドフォールです。けれどもそれで充分なのです。何故なら護岸際のエグレというのはほんの20cm程度だから。けれどもその20cm程のエグレの中をきっちりと攻めきれるかどうか。ただでさえプレッシャーの高い関東のフィールドではそんな些細な点も他人と差を付けるには欠かせないのです。

なお、フォールの釣りと言いつつも、それは着水直後のフォールに限った話ではありません。引いてくる途中に、リフト&フォールを入れるのもいい。私の場合は完全にボトムを取り、断続的なリフト&フォールで誘っています。そうすればエグレの中の壁沿いをきっちりとトレースすることも出来るのです。なおフォールの際は、その都度ラインを緩めてやることが大事です。

向きを意識すること。これがノーシンカー・ワッキーリグの威力を最大限に引き出すキーポイントです。
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横利根川53PickUp 春の陣 [イベント]

水郷BASS.comには「お知らせ」というコンテンツがあります。ここには水郷各所で行われるイベント情報などを随時掲載しています。既に水郷BASS.comのお知らせコーナーには掲載済ですが、本日イベントの告知掲載依頼がありましたのでこちらにも掲載します。

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第10回 横利根川53PickUp 春の陣

2010年 2月28日(日)に千葉県香取市と茨城県稲敷市の境を流れる横利根川で、毎年恒例の清掃活動を開催致します。 参加者皆様のお陰で、今回で通算10回目となります。詳細はNPO法人「水辺基盤協会」のHPでも告知致しています。

横利根川53PickUp 春の陣

■集合場所

横利根川閘門公園(利根川側)
駐車場は利根川沿いの道路沿いになります。(閘門公園の対岸)当日スタッフが現地で駐車場の案内をします。

集合場所 横利根川閘門公園 利根川沿い駐車場

■開催日

2010年 02月 28日 日曜日

■集合時間 午前09時00分~受付~開会式
 ~9時30分清掃開始
 11時30分清掃終了~集合写真~昼食。
 12時30分~ジャンケン大会、何でもオークション
 13時30分~釣りたい会(自由参加、参加費無料、豪華?賞品)
 第一部 恒例早掛け1本勝負
 第二部 1時間限定釣りたい会(第一部終了次第開始)
 第三部 エリア自由デジカメ戦
 終了予定は・・・おおむね日没前?お時間の許す限り・・。

■雨天時の予定
 雨天決行(荒天時延期)

■緊急時、参加者への連絡方法
 大雪、地震などによる中止・延期時はメールで連絡します。

■参加費
 大人1000円 小学生以下500円(保護者同伴でお願いします。)傷害保険料・ゴミ処理費・軽食を含む

■参加申込締め切り 一応の参加人数を把握する為、2月20日土曜日までにお願い致します。当日のドタ参、ドタキャンOKです。

■参加者の申込方法
 受付はE-メール suda_a(アットマーク)d1.dion.ne.jpまで。件名は「53UP参加」でお願いします。
 参加者には傷害保険をかけますので、住所、氏名、年齢、TEL、参加人数を明記して下さい。個人情報は保険契約以外には使用しません。

■主催
 NPO法人 水辺基盤協会

■主協賛

■その他協賛予定 (順不同、敬称略)

 横利根川 イーストワン
 KAIHATU・CRUNK
 横利根川 スナガボート
 (株)スミス
 北浦 考富マリーナ
 北利根川 ルートフィッシング
 釣りビジョン
 つり人社 バサー
 エイ出版 バスワールド
 ルアーマガジン・モバイル
 ロッド&リール
 佐原 (有)プロショップK's
 プロズファクトリー
 佐原 マグナムK's
 新利根川 松屋ボート&タイフーン・マリーナ
 目白 メガネのスエナガ
 横利根川 ルアーショップAUTREC
 ロッド&リール
 W・B・S

■後援

 国土交通省霞ヶ浦河川事務所
 香取市環境安全課
 ランカーバスフィッシングスクール


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当日、ご都合のつく方は参加されてみては如何でしょうか?
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スーパーストライクファンクラブ・会員再募集中 [その他]

丁度昨年末で一度締め切っていたのですが、スーパーストライクファンクラブの二次募集が開始されました。どうやら「入りたいのだけど、知らなかった」という方が何人かいらっしゃったようで、1月30日から再募集を開始したところ既に申し込みが何件か続いているようです。会員募集の告知力不足があったかもしれません、スミマセン。

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会費は年間¥10,000と決して安くはありませんが、特典としては会員限定のハトリーズスペシャルプラグ、Tシャツ、会報誌、専用サイト、各種イベントへの参加といった特典があるので、損ということはないはず。

特にこの会報誌というのは、スミスというメーカーがオフィシャルで発行するものとしては初の試みとなると思います。これは社内の人間が片手間に作る程度のものではなく、日本初のバスフィッシング専門誌を育て上げたあのMさんが編集を手掛け、羽鳥静夫さんのコラムも予定されています。玉越さんを始めとしたスーパーストライクスタッフも、会報誌掲載を目的としたトップウォーター釣行を行ってきました。まだ私自身も会報誌の中身を確認したわけではないのですが、「大人のバス釣り」を楽しみたいという人にはうってつけの内容になるはずです。

イベントの開催も担当者が色々と構想を練っているようで、こちらも和気藹々としたイベントが各地で開催されていくことになると思います。

クラブの主旨に賛同し、自分も入りたいな、という方は是非申し込んでみて下さい。締め切りは2月20日となっています。よろしくお願いします。
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ソフトルアー【1986】その2 [スミスルアー]

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1980年代半ばというのは、スイミングワームの全盛期から徐々にグラブ系が台頭し始める時代でもあります。それは後にスーパーグラブ、ゲーリー4インチグラブで確固たる地位を築くこととなりますが、グラブの流行初期というのは、まだ塩入素材というわけではありませんでした。

当時は塩なんて入っていないワームでも何の問題もなく魚は釣れていたのです。それ以上のものをワームの味・臭いなどに求めようとする傾向は希薄だったと思います。

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【ウイグルグラブ】
いかにも当時のグラブといった印象の製品です。ちなみに私が一番最初に使ったグラブというのはミスターツイスター社の製品で、コアショットのシングルテールグラブでした。このグラブが、近所のアタック5でバラ売りされていたのです。なぜグラブを使ったのかというと、ティーズワームやフラッターテールといったスイミングワーム系はスピニングタックルでないと使いづらい。たまにはベイトタックルでワーミングをやりたかったからという単純な理由からでした。

ちなみにウイグルグラブ2インチのジグヘッドリグは、当時中学生だった私がフェイバリットとしていたものです。ショートシャンクの1/8ozラウンドヘッドと組んで使っていましたが、このグラブは動きが実に「ピリピリ」していたのです。一般的なワームのように「テロテロ」でも「ブルブル」でもなかった。丁度、小型クランクで連発するような状況でこれを使うととにかく良く釣れた。他のグラブやスイミングワームが駄目でも、これだけは別格に良く釣れたのです。私が始めて50cmオーバーを釣り上げたのもウイグルグラブ2インチでした。テールは極薄なのでデッドスローでも良く動くグラブでしたが、素材自体は硬めのもので、ジグヘッドリグで何十匹とバスを釣っても一向にダメにならないという長持ちワームでもありました。

【フラスカート】
フラスカートといっても、これはスミスのオリジナル品。ゲーリーのフラスカートではありません。形状・向きも全く異なります。グラブの登場初期というのは、どちらかというとガード付きアーキータイプのジグヘッドにツインテールのフラグラブタイプといったものが多かった。TwinTisのスーパーグラブジグなどがその代表格だったように思います。ですのでこうしたフラスカートが出てくるのも必然的な流れでした。

【ラッフルグラブ】
ゲーターテールのショート版を思わせるバルキーなグラブです。当時はスイミングワーム全盛期だったこともあり、比較的大き目のワームは不人気の時代でした。一部のマニアには受けたのでしょうが、実力はあるのに人気の出なかった不運な商品と言えるかもしれません。

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【ウイグルツイン】
私の記憶では、スミスオリジナルワームの第一弾はこのウイグルツインだったと思います。当時は何故かこれを、ノーシンカーの落とし込みで使っていました。もちろん、釣れた試しはありませんでしたが。

【ツインウォブラー】
ツインテールグラブの1種ですが、テールの巻きが外向きになったものです。ツインテールグラブというのは、ものによってはテール同士がグチャグチャ干渉し合ってしまうものも中にはあります。この向きだったら大丈夫ですね。ただこの商品も、人気の程は???

【ゲーリーヤマモト・フラグラブ】
この時代はまだ塩入ボディーではありません。グラブ自体の形状も現在のものとはまるっきり違います。1986年にはツインテール版が追加となったのですが、4本入りで¥980というのは当時としてはちょっと引いてしまうくらい単価の高いワームだったと言えます。当時のフラグラブはテールの厚みもあり、どちらかというと力強く明確な泳ぎをするテール形状でした。

これらグラブの流行の背景には当時のスイミングワームのほとんどがカーリーテール形状だったという点も見逃せません。ストレートタイプはスライダー位のものだったのです。そして、スイミングワームよりも短いためにフッキング率も良く、ボリュームがあるからベイトタックルでも扱える。当初グラブが支持されたのは、おおよそそのような理由によるものだったのです。

(つづく)
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Revo NEOS [リール]

最新号の各雑誌にはその姿を現しつつも、まだ詳細なスペックは明らかにされていなかったアブのフラッグシップスピニング「Revo NEOS」。てっきりフィッシングショーでスペックを初公開するものと思いきや、今日ピュアフィッシングさんのサイトを覗いてみたら早くもその全貌が明らかにされていました。
http://www.purefishing.jp/products/abugarcia/revo_neos.html


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名称は「カーディナル~」でも「SORON~」でもなくズバリ「Revo NEOS」となるようです。個人的にはカーディナルの名は残して欲しかったけれど・・・

気になる軽さは2000番で210g、2500番で215g!従来のカーディナル302Mで268gですから60g近くも軽量化されています。とうとう日本メーカーの製品と変わらないところまで来ました。

ボディー素材はギアボックスがアルミダイキャストのようですが、リールフットからボディーにかけては樹脂製のよう。写真で見る限りやたらと光沢のあるボディーだったので金属系かと思っていましたが、光沢は特殊コーティングのようです。実際のところ、リールフットまで金属系の素材だと冬はキーンと冷え切ってしまいます。手が悴んでしまって辛いのです。微妙なバイトも取りづらい。私は、バス釣りのスピニングは金属系ボディーである必要はないと思うし、寒い時期のデメリットにさえなると思うので、非金属系大歓迎です。

巻き心地とドラグ性能は、まずはフィッシングショーで直接チェックするしかなさそうですね。

気になる価格は2000番で¥26,700、2500番で¥27,200とハイエンドモデルにしてはまずまず良心的と言えるのではないでしょうか。国産ハイエンドはその倍以上するわけですから。

少し気になる点はEVA製ハンドルノブ。恥ずかしながら、私は未だにEVAノブのリールを使ったことがありません。ハンドルノブなんてへこんだりしない方がいいようにも思うのですが、この辺りは慣れなのでしょうかね。

幸いにも手の届く価格帯ということもあり発売されたら買ってしまいそうですが、発売予定は6月だそうで、まだ先のようです。

アメリカ本国のスタッフがハイエンドモデルの開発には消極的だったと聞いた事があるので、おそらくはピュアジャパンのスタッフの人が頑張って製品化させたのでしょう。色々な意味で相当苦労したのではないかな・・・。でも、これでやっとスピニングもアブで揃えられる!
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ソフトルアー【1986】その1 [スミスルアー]

これまでスミスのスピナーベイトの歴史を紹介してきましたが、今回からはソフトベイトの紹介をしていきます。私が個人所有しているカタログは1986年~ですが、この頃は丁度スイミングワームなどがブームとなっていた時代でもありました。

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【プローバー】

スイミングワームの流行と同時期に、ファットギジットもまたブームを巻き起こしたルアーの1つです。そして国産チューブベイトのパイオニアとして登場したのが「プローバー」でした。当時のチューブベイトは内部にジグヘッドをインサートして用いるリギングが主体であり、これをスパイラルフォールさせたり、スローなスイミングで誘ったのです。

プローバーはファットギジットよりもテールが長く、シェイクしながら引いてくると独特のウェーブアクションを起こすのが特徴でした。

【カーマ・アメリカンクロ-フィッシュ】

いつの時代にもこの手のリアルフォルムのザリガニ系というのは出てきますが、なかなか定番商品となりにくいのは、リギングの難しさと、操作性が今1つだからではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

【レイザーバック・ポークリンド】

ティムコさん取り扱いのアンクルジョッシュだけでなく、古くから日本に輸入されていたポークの1つがレイザーバックです。今見てもちゃんと使えそうな商品ですが、当時はまだ日本ではポークの有効な使われ方が知れ渡っておらず、それが林圭一さんの啓蒙活動によりようやく日本でも陽の目を見ることとなるのですが、その時は既にレイザーバックは日本には輸入されず、という不運なポークルアーだったと言えるかもしれません。

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【ジグヘッド各種】

スイミングワームにしろチューブベイトにしろ、当時はまだジグヘッドリグが全盛でした。それに伴い各メーカーからジグヘッドが発売されるようになって来たのもこの頃です。主流は2つで、何にでも使えるスタンダードなボールヘッドと、細長いタイプのダートヘッド(ブレットヘッド)でした。スミスのブレットヘッドはプローバーにインサートして使うことを前提に設計されており、大き目のフックが装着されています。

そしてレイクランドのフローティングジグヘッドは今だったら虫系ワームに最適でしょう。この商品は現在でもアメリカで販売されており、数年前に一度取り寄せてみたことがあります。そうしたら、よっぽど在庫されていた時間が長かったのでしょう、フックが錆び錆びのものが到着しました。

また当時はほとんど評価されることがありませんでしたが、スイミングジグヘッドの元祖とも言えるスクランジャージグヘッド、バークのミーンマシーンも販売されていました。時代が巡り、現在ではAR-ジグやチャターベイトが活躍することになろうとは、この時代には夢にも思わなかったことでしょう。当時のスイミングジグヘッドはどちらかというと色物扱いで、その後は消滅していくこととなったのですから。

(つづく)
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ガチン!の快感 [他社製品]

日本製ルアーではそのリアルな外観も特徴の1つと言えますが、その他の大きな特徴として重心移動を搭載しているものが多いという点も挙げられるでしょう。

元々は日本のシーバスフィッシングにおいてはラパラ、ロングA、レッドフィンといった海外製ミノーが主流だったわけですが、マグネット式重心移動を搭載したK-TENが発売されてからというもの、一気に主流は重心移動ミノーにシフトした。

この重心移動機構、元々はコットンコーデル社が採用実績を持っていたらしい(あまりにも古い話なので詳細は不明)のですが、完成された実用品として多くのアングラーから支持を受け、歴史を変えたという点からすれば、K-TENミノーの功績は極めて多大なものがあります。

K-TENが採用したマグネット式重心移動機構というのは本当に優れた機構で、元祖にして完成形と言っていいかもしれません。何せ、キャスト時にはテール側に重心が移動して飛距離を伸ばし、リトリーブ時には前方に戻ってきて固定ウェイトとして機能するのですから。

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タックルハウス社に勤務する先輩がいたこともあり私もK-TENミノーを使ったシーバス釣りを何度か経験しました。一般的なフリーウェイト式の重心移動とK-TENのマグネット式重心移動の大きな違いは、キャスティング時におけるどのタイミングでウェイトボールが後方に移動するか?です。フリーウェイト式の場合は、ロッドを構えてルアーがぶら下がった時点で既にウェイトがテール側に落ちているはずです。けれどもK-TENの場合は、バックスイングに入った時点でウェイトボールがマグネットから解放される。だから、バックスイングの瞬間に「ガチン!」というウェイトが後端にぶつかるショックが感じられるはずです。この瞬間、ロッドにも一層ルアーウェイトが乗る感覚がある。これが何とも気持ちイイ!!

ではフリーウェイトはメリットがないのかといえば決してそうではなく、例えば至近距離でいきなりボイルなどが始まった際、軽くフワッとしたショートキャスト時においてもちゃんと真っ直ぐに飛ばす事が出来る。

それにしてもこの重心移動機構というのは当時のルアービルダー達に大きな影響を与えたことは想像に難くなく、各メーカーから様々な重心移動機構が考案されることとなりました。Bassdayさんのワイヤー貫通式然り、ザウルス社のシャロートプス(だったかな?)にも樹脂リングを用いた面白い機構のものがあったような記憶があります。マグネット式はタックルハウスさんの特許があったのでそれに抵触しない範囲内で他の方式が色々と模索されたというわけです。かくいう私もいくつかそのアイデアは持っていましたが、余計な開発コストも掛かるので実現させる気もありません。

現在の主流は、ウェイトルームの構造を工夫することで適度にウェイトを前方に固定する、フリーウェイト式が大勢を占めています。シンプルだし、コストアップに繋がるような機構でもないから、今後もこれがスタンダードとなるのでしょう。ウェイト自体もは高比重タングステンの登場により飛距離も随分と伸びるようになった。

でも、バックスイング時の、あの「ガチン!」感の心地良さが感じられるのは、K-TENだけだろうな。
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